兜も人形供養は必要でしょうか?
人形供養される方から、色んなご質問がございます。
兜も供養は必要でしょうか?というような、そんなご相談が御座います。
はい、兜もどうぞお持ちになって下さい。
人形さんのご供養をさせて頂きます。
主に人形というモノで考えるならば、この目の付いている物を基本にされると、僕は良いと思っているんですね。
だから、やはり目が付いてるとどうしてもその粗末に扱えないっていうのが、日本人の心情であろうかと思います。
動画のお話
これは、あの海外の方からするとですね、不思議に思われるんですね。
一度ロイター通信の方と色々お話をしておりまして、いやいや、日本人は不思議だと。
ティディベアの人形があって、汚れたなと思ったらそのままゴミ箱にポイっと捨てるんだと、なんでそれを供養するんだ。
フランスのテレビ放送、オランダのテレビ放送、またアメリカのテレビ放送、海外のメディアからすると、日本人のこの何でその供養というのがわからないんですよね。
でも、これは日本人だからこそモノを大切にする。
また、そこに魂が宿ると人形というのはヒトガタと書くように、人の代わりになって下さる。
陰陽師だとか、色んなその昔は藁人形とかもあるじゃないですかね。
人の代わりとなってやって貰えるというものが人形という、我々がこう長い間培ってきた、長い間そうやって接してきたモノが今に至っている訳ですね。
だからキチっと供養したいというのが、そんな想いではないか?と思います。
ですから、そのように目の付いている、ただ兜の場合はですね。
これは、そのまま処分をされても良いのかもしれませんが。
ただ、その兜はどうしてそれがあるのか?と考えますと。
やはり、我が子が元気に大きく育つような、そんな願いだとこう想いがその中に一杯詰まっている訳ですね。
人形供養でやる事は、今までありがとうね!って。
こうして、子供が大きく育ちました。
ありがとうね!という感謝の法要なんですね。
だから、兜というものも一緒にご供養されて良いものだと、私は思います。
ただ、金属の物兜って燃えない物が一杯付ていますよね。
だから、燃えない物はこれはお焚き上げが出来なくて、やはり供養の後はそれを処分しないといけないです。
ですから、その処分費用としてお布施の中にプラス2,000円程度ですね。
お気持ちを添えて頂きたいという事は、皆さんにお願いをしております。
そんなことで、兜もどうぞお持ちになって頂いてご供養をさせて頂ければと思います。
お顔の付いてないものでも承ります
当院では、兜のようなお顔の付いてないものでも供養を承っております。
供養を希望されます方は、どうぞ何時でもお持ち頂きお参り下さい。
合掌
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