早朝座禅会2023年9月

座禅会

本寿院 座禅会

本寿院 早朝座禅会を開催いたしました

令和5年9月18日(月)午前7時

本寿院では、毎月第3月曜日 7時より早朝座禅会を開催しております。

今回は、5名の方と一緒に座禅を行いました。

本寿院の坐禅は、天台宗系密教の流れを汲みます。

座禅の方法にも、曹洞宗の坐禅 臨済宗の坐禅 真言宗の坐禅 天台宗の坐禅

宗派によって、やり方によって違ってきます。

阿字観と言われる密教禅や月輪観と言われる、月の掛け軸を掲げて行うものもございます。

zazen

坐禅

 

座禅の目的とは

坐禅の目的とは何でしょうか?

今回参加された方は、何回も参加されている方もありますが、初めての方も2名ありました。

坐禅と書くか?座禅と書くかによって少し意味が違ってきます。

どちらも座るということですが、土の上に人が二人並んでいるということです。

そして、广まだれがつくということは、建物の中という意味があります。

心静かに、土の上でドーンと座って、見つめてみましょう。

人は、何のために生まれてきたのか?

人は、何をしにやってきたのか?

この世は、苦しみだらけ 四苦八苦と言われるように

人生は、苦しみの連続である

般若心経には、一切皆苦 全ては、苦しみだと説きます。

当院には「死にたい」という相談が多く寄せられますが、

「死ぬ」ことは、逃げることであり、解決ではありません。

なぜ死にたいのか?その苦しみの原因を見つめてみましょう。

死にたいその理由は何ですが?

その、原因は何でしょうか?

この世は、四苦八苦

生まれ 歳をとり 病気になり 死んでいく 

大好きな人とも別れなければならない

大嫌いな方とも会わなければならない

欲しい欲しいと思っても得ることができない

実際の痛み苦しみ

などなど苦しみの連続、人生とは楽しいことではない事がスタートです。

苦しみが深い理由は?

大好きだったお母さんが亡くなって苦しい

大事な我が子が亡くなった。

その悲しみは、どうすることもできません。

しかし、その苦しみはどうして起こるのか?

その人との大切で楽しい日々があったから、苦しいのです。

まったく縁がなく、他人であれば、苦しむこともありませんね。

充実した日々がありました。

たくさんの教えをいただきました。

いっぱいの優しさをいただきました。

たくさんの御恩に心からの感謝です。

自分も死ぬ運命

そして、いつかは、私も死ぬ人生です。必ず終わりがある

必ず、死ぬ時がやってくるのです。

急ぐことはありません。

この与えられた、命にご縁に感謝して、手を合わせましょう。

今月の法話

過去の坐禅会の様子です

 

今月は、お彼岸ですね。

彼岸とは、この岸から彼岸に渡りましょう。

この苦しみの世界から、御仏の悟りの世界に渡りましょう。

仏教でとく、中道 真ん中の季節の中で、命を見つめてみましょう。

座禅会は、毎月開催しておりますが、コロナ禍のため、予約制となりました。

毎月第3月曜日 朝7時より8時

出勤前に、朝活してから、心を清めて参りましょう。

 

 

 

 

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