静岡は通り道
静岡県浜松市で3回忌法要を厳修させていただきました。
こちらの方は、半年以上前からご予約を頂いておりました。
戒名をお授けし、49日法要、1周忌法要と伺っております。
次は、7回忌法要です。
本寿院本院は、関西にもあり、しょっちゅう滋賀県大津市まで戻っております。
現在では行っておりませんが、毎月のように奈良や大津・京都・神戸にてつちぼとけ教室や戒名講座を開催してまいりました。
現在では、コープこうべ主催の講座のみ伺っております。(次回は、5月23日 協同学苑)
浜松で行う布施の目安 法要3万円 車代1万円 御膳料 5千円
合計45,000円程を目安にお願いしております。
ですから、浜松はちょうど中間地点です。
もっともいつもは新東名高速ですが、こちらに伺う場合は東名高速ですので古くて新しい感があるドライブです。
このように早めにご予約を賜ると有難い限りでございます。様々な用事を合わせてお伺いしております。
つちぼとけの生徒さんも浜松に在住されておられ、浜松にてつちぼとけ展を行った事もありました。(今回は、残念ながら都合がつきませんでしたが)
戒名の調査お墓巡り
さて、3月だというのに暑い日です。予報では雨を心配しておりましたが、好天です。
まずは、お墓巡りです。お墓は、様々な方の戒名を拝見し、とても勉強になります。
車で待機 車の中で仕事をしつつ、WBCの試合をテレビ観戦
優勝に思わず声が出てしまいました。
彼岸とは
春の彼岸は、生命の生まれを感じる時でございます。
寒さから解放されていき、花が咲き誇る。
この世は此岸 苦しみの世界から 苦しもの何もない彼岸の世界 悟りの世界
彼岸の世界は、あたたかく、華が咲き誇っているそうです。
とても美しく、素晴らしい世界がある。そんなお浄土を感じる時です
観音様も春の陽気でうれしそうです。霊園に伺うと、様々な戒名を見ながら勉強させていただいております
墓じまい
するとどうでしょう。ぽつりぽつりと、墓石が撤去された墓所がございます。
墓じまいをされたお墓でしょうね
日本人は、昔は土葬でした。ですから亡くなるとすぐに山に連れていき、土葬にするのです。
しかし、1970年ごろから火葬が一般的になりました。火葬されることによって、お墓が必要となったのです
一族が眠るお墓として、〇〇家のお墓が中心として作られました。時代は高度成長期でもあり、
立派なお墓を作ることが一族の繁栄につながると信じられてきました。
しかし、少子化となり、都会に出ていった子供たちは、田舎に戻ることなく、お墓の管理護持が大変になります
ふるさと納税の返戻金に「お墓参り代行」があったのにはびっくりしました。
先祖の墓を守るために、第三者にお参りしてもらう時代になりました。
見渡すと、徐々に〇〇家の墓から「空」とか「ありがとう」「慈しみ」などと書かれたお墓が目につきます。
これは、娘だけであれば、嫁いで姓が変わってしまう。〇〇家にこだわらずに、嫁ぎ先や親戚がみんなで入れるお墓と代わっていったようです。
そして、お墓じまいのお墓は、ピラミッドのような塔になって供養されます
(今回の方がお墓じまいをされたわけではありません。)
これからのお墓はどうなっていくのでしょうか?
お墓参りが出来る幸せ。
お墓は、あの世とつなぐ、ドラえもんの「どこでもドア」のようなものであるとお話ししています
亡くなった方と会い、話が出来る。報告が出来る。そんな場所ですね。
ちょうどお彼岸の最中でしたので、たくさんの方がお花やお供え物をしてお墓にお参りされていました。
やはり、お墓には、桜が良いもんです。
桜を愛でながら、先祖に思いをはせる。合掌
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