最近、戒名や位牌の作成についての相談が増えています。
特に、葬儀を行わずに四十九日を迎えた方々が多く、住職に戒名を付けてもらい、位牌に魂を入れてもらうことを希望されています。

仏作って魂入れず
特に、「自分たちでお位牌を用意しようとしたが、仏作って魂入れず(形だけ作って魂がこもっていない状態)になってしまうと気づき、住職に戒名の授与と、お位牌への魂入れをお願いしたい」というお問い合わせを多くいただきます。
結論から申し上げますと、そのようなご相談でも問題ありません。当院でもこうしたご事情に寄り添い、戒名授与や魂入れを行っております。 ここでは、四十九日法要の大切さや、戒名・お位牌の意味について分かりやすく解説いたします。
■ 四十九日法要の本来の意味とは? 四十九日は、故人様があの世へ旅立つ際の大切な節目となる非常に重要な法要です。 仏教の考え方では、人は亡くなってから7日ごとにあの世で裁きを受け、四十九日目に次の生まれ変わりの場所(行き先)が決まるとされています。 残された家族が七日ごとに法要を行い、故人が良い場所に生まれ変われるように祈ることを「追善供養(ついぜんくよう)」と呼びます。私たちが積んだ善行が、巡り巡って故人のもとへ届くという意味合いがあります。
■ 「四十九日まで」と「四十九日以降」の違い 「四十九日までは故人の魂がまだそばにいるような気がするけれど、四十九日を過ぎるとふっといなくなったような気がする」と感じる方は少なくありません。 実際、四十九日までは魂がこの世を彷徨っている期間とされ、四十九日(満中陰)を迎えることで、故人様はようやく「ご先祖様の仲間入り」を果たします。 このタイミングで、白木の仮位牌から、本漆などの本位牌(塗りの位牌)へと作り替えるのが一般的です。

■ 葬儀ができなかった場合でも、四十九日は大切に 急なご不幸で慌ただしく火葬のみを行った方や、さまざまな事情でご葬儀ができなかった方もいらっしゃるでしょう。 しかし、だからこそ「せめて四十九日だけはしっかりと供養してあげたい」というお気持ちが大切です。 四十九日は「忌明け(きあけ)」とも呼ばれ、ご遺族が悲しみの一区切りをつけ、親族が集まって今後のこと(相続やこれからの生活など)を話し合う重要な機会でもあります。
■ 戒名とお位牌への「魂入れ」について 「インドや中国には戒名がないのだから、日本でつけるのはおかしいのでは?」という声もあります。しかし、日本の仏教や戒名は、お釈迦様の教えが長い歴史の中でその地域の習俗や文化と融合し、日本独自の形として培われてきた尊いものです。 お位牌も、ただ名前を彫って置いておくだけでは単なる「物」に過ぎません。僧侶に戒名を授けてもらい、しっかりと「魂入れ(開眼供養)」を行うことで、初めて故人様と向き合う心のよりどころとなります。

■ 命のバトンに感謝する法要 一周忌、三回忌、七回忌…と年忌法要が続くことに疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。これらは故人様が極楽浄土へ行けるように祈るためだけではなく、「こうして私たちが命のバトンを引き継いで生きていますよ」とご先祖様に感謝を伝えるための場でもあります。法要を重ねることで、残された私たちの心も少しずつ整っていくのです。
■ 最後に 様々なご事情があるかと思いますが、四十九日はぜひ大切になさってください。しっかりとご供養されることで、ご家族やご親族の皆様も、必ず安心できるはずです。 戒名やお位牌のことでお困りのことがあれば、どうぞお気軽にお寺へご相談ください。
四十九日は非常に重要な法要であり、故人があの世に旅立つ際の大切な節目とされています。多くの人が四十九日を軽視し、宴会を開くこともありますが、仏教的にはこの期間に故人が良い場所に生まれ変わるための法要が必要です。四十九日を過ぎると、故人の霊が安らかに先祖の仲間入りをするという考え方もあります。
また、戒名については日本独自の文化であり、仏教の教えが地域の習俗と融合して形成されたものです。四十九日を迎えることで、故人の霊が安定し、親族が再び集まる機会にもなります。葬儀を行わなかった場合でも、四十九日は特に大切にすべき法要です。
法要を行うことで、心の整理ができ、故人への感謝の気持ちを表すことができます。四十九日をしっかりと行うことで、家族や親族が安心し、次の世代へと命のバトンを引き継ぐことができるのです。

動画全文「四十九日は家族のみ僧侶なし」
おはようございます 本寿院の住職でございます 住職〜戒名を付けてくれないかい?
そして位牌を作って魂入れをして 送ってくれないかい? というご相談がありました
そうですか… お葬式はどうされたんですか? いや葬儀は何もして ないんだよ その方は四十九日を 過ぎてたんですけれども 四十九日は我々だけでやったんだ 我々だけですか? もうお坊さんも呼ばなくて みんなでお線香あげて お花を供えて そして皆んなで手を合わせて 四十九日をやりました
でもやっぱり戒名は 自分達で出来ないので 住職に付けてもらって そして位牌を自分で作ろうと 思ったけれども でも仏作って魂入れずで ただ作って置いとくだけでは ダメだと思ったので 住職が魂入れをして それを送ってくれないかい?
大丈夫ですよ このようなご相談も 最近非常に多くなって参りました 実は…四十九日って とっても大切な法要なんですね 皆さん四十九日はなんかこう 湿ったいのは故人も 嫌がるだろうから みんなで宴会しました〜 とかいう方もあるんですね 仏教的に考えると
亡くなって死出の旅路に 出て行きます そして7日毎にあの世で 裁判があります 早い方はもう一瞬にして 極楽浄土に行くかも 知れないけれども 七日毎に 初七日とか二七日とかは今 東京では殆ど 無いんじゃないでしょうか 7日毎に法要をする… あると思いますけど 7日毎にこうして 法要をしながら 故人が良い処に 生まれ変わりますように 追善供養っていうのは どんどん善が巡り巡って 追いかけてやってくる というような意味合いですね そうして四十九日を迎える 四十九日にやっと次の あの世の場所が決まると これはですね 仏教の教えでは実は… 無いんですけれども でも仏教の教えではないのか? って言うと またこれまた違うんですね
仏教のお釈迦様の教えから ずっと中国だとか いろんな所を経由しながら それが変化をしながら 町のその地域の習俗であったり そういったものと 融合されながら だから日本にも お寺もあれば神社もある お寺って日本のお寺だと 思ってる方が多いですけど 仏教…お釈迦様の 教えですよね インドの宗教なんですよね そういうものも合わせて 今こうしていて 日本のものが こうして出来上がってるんです
よくですね 戒名も… 中国もしくはインドには 戒名なんか無いんだから 日本が戒名を付けるの おかしいんじゃないか? っていう方があるんです それはね簡単に言えないんです そういう昔の長い歴史があって 今があるわけですよね だからそうして培ってきた
でも四十九日までっていうのは ある意味 この霊が彷徨っている という風に言います 実際私の父も母もそうでしたが 四十九日までは何だかこう そばにいるような気がするんですが 四十九日を過ぎると なにかパッといなくなったような そんな気がするんですね 気がするような問題ですから こんなとこで言う事では 無いのかも知れませんが 多くの方がそうなんですね そして四十九日になってやっと 先祖の仲間入りをするんだ
先祖の仲間入りをする 四十九日で 先祖の仲間入りをしますから 四十九日でもう 仏様の世界に 生まれ変わってるって 言う事であれば もう後も何も要らないんですよ でも…いやいや 一周忌…1年経ったら 何もしない訳には やっぱりやった方が 良いじゃないか…1年目。 でも今度仏さまの世界に入ってから 昔は数え年ですから 仏様の世界に入ってから じゃあ翌年が一周忌 2年目は亡くなった時を 1として数えますから 2年目が三回忌になるんですね ちょっと
ややこしいんですけど 亡くなった年が1になる 三回忌が2年目になります 三回忌をして今度また七回忌 三・七とこうやっていきますから そうするとそうして三・七 今度十三回忌 どんどん…法要っていうものが 増えていくんですね これはある意味そうする事によって 皆が心が整っていきます
でもそれは三十三回忌になって あの世で 極楽浄土に行きますように じゃないんですよね 十三回忌もそうなんです ありがとうございます こうして私たちが 命のバトンを引き継いでますよ という感謝の法要になるんです
四十九日は とても大切な法要なんです これを自分達だけでやりましたって いう方もあるんですけれども でもやはりせめて 四十九日は特には 葬儀をされておられなければ 葬儀をされておられない方も 多くなってきたので 私は声を大にして 言いたいんですけども 葬儀ができなかったのは いろんなケースがあって 急なることですから すぐに火葬しなきゃいけない せめて四十九日は ちゃんとしてあげたい
そこは大切なところです 後の一周忌三回忌は やれる時にやれば 良いんじゃないですか? そんなことを話をしております 四十九日って満中忌明け その時に白木の位牌から 塗りの位牌に変わります
そして先祖の仲間入りをすると とても大切な時ですから やはり四十九日は ちゃんとされておかれると そこでまた別の見方をすると 親戚がもう一度集まって そして今度次の皆さんの いわゆる相続の問題であったり 次の代が続いてやるんです 四十九日までは みんな他の人と 会っちゃいけなかった時でも 仕事もしちゃいけなかったって 時なんですよね
でも四十九日で やっと喪が開けて そして人と交流をすることができて それから色々お話ができます そんなものであるかと思います まあいろんなケースが あると思いますけれども 出来たら四十九日は 大切だと私は思います それをされることによって やっぱりいろんな意味で 皆さんが安心をされるのでは ないでしょうか ありがとうございました


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