おはようございます
本寿院の住職でございます
戒名を授かった神戸の方からお葉書を
頂戴を致しました
一番お忙しい時期にも
関わらず
戒名をお授け直して下さり
ありがとうございました
教員をしております時には
それなりにやりがいのある
仕事と思って
勤めておりましたが
戒名に入っているのを
拝見をして
私にはとてもとても
しんどい毎日であった事を
初めて認識致しました
気づけた事が良かったのか
悪かったのかは分かりません
両親も戒名を授けて頂き
ありがたく思っております
暑い毎日どうぞ
ご自愛下さいませ
ありがとうございました
戒名をお授け直し
この方はですね
ご両親の戒名と共に
ご本人=申込者の方の戒名
生前戒名をお授けを
させて頂きました
戒名の中に“教”
という字であったり
徳川の徳ですね
“徳”という字であったり
“導”という字であったり
そのような
戒名の文字を使う場合は
多くの場合
人にものを教えておられた
指導しておられた
というような
意味合いがあるんですね
この方は
学校の先生であって
その学校のお仕事は
それは目標を持って
学校の先生をされて
おられると思うんです
でも学校の先生というのは
実はとても大変な
精神的にも
辛いものであると
思うんですね

私もですね
学校の先生では
ないんですが
専門学校の先生をして
おりましたり
また非常勤では
ありますけれども
明治大学の
非常勤のゲスト講師
っていうんですかね
そうするとやっぱり
学生達が
ざっといてですね
注目を浴びる訳ですね
私はどちらかというと
慣れている方では
ありますけれども
でもその子供達を
ちゃんと育てて
ちゃんと教えて
いかなければいけない
その責任がある訳ですね
特に小学校、中学校
そうですね
大学になりますとね
義務教育では
ありませんから
ある意味、寝てれば良い
というような
形になるかもしれませんが
小学校、中学校の
義務教育の中の先生
というのは
やはり色んな生徒が
いるんですね
だからそういう意味で
実は私はNPO駆け込み相談センターという
人生、仏事のNPOの相談の
理事長をさせて
頂いているんですけれども
そこで相談を受ける
相談をされる方が
やはり学校の先生が
非常に多いんですね
子供たちが怖くて…
という先生もあれば
本当に教員になろうとして
選ばれた方もあれば
とりあえず
教員の免許を取って
でもなんとなく
教員になって
でも本当は
私は恥ずかしがり屋だし
本当は私は
あまり表に出たくないし
でもなんとなく
なんとなく…
って言う方も多いんですね
だから本当に
大変なお仕事です
でも素晴らしい
お仕事であると思います
やっていく中での
辛い部分と
なんかこう乗り越えると
また変わってくるとは
思うんですけれども
しかしその生前戒名の中に
そんな文字が入った時に
なんとなく
自分の戒名に自分自身を振り返る
自分というものを
見返されたんでしょうね
そんな話は全然無かったん
ですけれども
やはりこれが末代まで
ずっと続いていくと
思った時に
自分にはちょっとこれは
私には重かったなと
思われたんではないか
と思うんです
分かりました
大丈夫ですよ
そうして色んな
直接ですね
昔からお会いを
している訳では
ないもんですから
色んなお電話で
お話をしたり
特に神戸の方ですから
神戸の講座に
出られたかもしれません
神戸ではずっと
戒名講座をしたり
土仏教室をしたりして
おりましたので
そこにお越し
頂いていたのかも
しれませんけれども
でもそんなに
長いお付き合いで
お話をしていた訳では
ありませんけれども
でもそういった時は
遠慮なく仰って下さい
だって末代まで
続いていく戒名ですから
戒名は末代まで続く
その時は
またお戻しを頂いて
仏様の元にお戻しをし
そして新たに
お授けをします
だからもう一度
授け直す訳ですね
そういった事も
気軽に仰って下さい
お気軽にってのは
おかしいですね
そういう希望があったら
仰って下さい
そんな簡単にするものでは
ないもんですからね
お気軽にってのは
おかしいかも
しれませんけれども
でもやはりそういう
それぞれの方の事情を
色々お話を頂いて
ただ戒名を付けて
お終いではありませんので
その後で色々そういった
色んな事があった時にも
私共の方で
お役に立てればと思います
ありがとうございました