こんにちは。本寿院住職の三休でございます。今回は、戒名を授かった方から、正直、半信半疑でお願いしましたというお礼のお葉書を頂戴しました。費用を見て不安に思われた方が、お願いしてよかったと感じてくださったお便りです。趣旨を要約しながら、お布施と供養についての私の思いをお話しします。
半信半疑でお願いした方からのお礼
お葉書には、初めは半信半疑だったけれど、迅速かつ丁寧で、心のこもった形で戒名が届き、思い切ってお願いしてよかったという感謝がつづられていました。そのほかの心遣いについても、お礼をくださいました。
不安を抱えながらもご相談くださり、最後には、よかったと思っていただけたことを、私もありがたく受け止めています。今回のお便りは、この方が感じられたこととしてご紹介しています。
なぜ、お布施に3万円という目安を設けたのか
私は、つちぼとけの教室や相談活動を通して、経済的に大変な方からも、さまざまなお話を伺ってきました。供養をしたいけれど、お金のことが心配で、どうしたらよいか分からない。そのようなご相談があったのです。
それなら無料でお授けしますよとお話ししても、かえって不安に思われたり、無理をしてお金を集めてこられたりする方がおられました。そこで、一つの目安を立てようと考え、3万円という形をご案内するようになったと、動画でお話ししました。
私がお伝えしたいのは、3万円という数字だけではありません。戒名を商品の定価として扱うのではなく、お布施としてのお気持ちを大切にしたいということです。
今、一度に納めることが難しい方へ
動画では、目安のお布施を今すぐ一度に納めることが難しいとき、分割の回数や納め始める時期について、ご相談いただいてよいとお話ししています。少しずつでも供養のお布施をしたい。そのお気持ちを受け止めたいからです。
経済的な事情があることで、供養のことを誰にも聞けずにいる方にも、お話を伺いたいと思っています。数字だけを見てあきらめる前に、今のご事情をお聞かせいただければと思います。
費用についての別のご相談は、戒名の費用でお困りだった方のお話でもご紹介しています。
お布施は、相談できるお寺を支えるもの
お布施は、皆さんがお参りし、悩みを抱えたときに訪ねられるお寺を、維持していくためのものでもあります。お寺を開け、日々の相談をお受けするには、電気や水道なども必要です。
私は小さなお寺であっても、皆さんのお役に立てればと思い、こうした活動を続けています。供養をしたい方の気持ちと、相談を受け止めるお寺。そのご縁を、お布施が支えていると考えています。
戒名が、ただ値段を比べて買う商品になってはいけない。動画では、その思いをお話ししました。
安心して手を合わせ、日々を歩むお手伝いを
最初は、本当に大丈夫だろうか、何かあるのではないかと心配される方もおられます。今回のお葉書も、そうした不安から始まったご縁でした。
私が願っているのは、お願いしてよかったと思っていただき、その後、故人を思って手を合わせていただくことです。死というものを受け止め、祈る時間を持つことが、ほっとできる時間につながってほしいと思います。
私は、供養が日々の暮らしの心の支えになり、潤いのある生活につながると考えています。そのようなお手伝いができれば、ありがたいことです。お葉書を頂戴し、改めてその思いをお伝えしました。
動画でご覧になる方へ
お礼のお葉書と、お布施の目安、戒名と供養に込める思いについて、こちらの動画でお話ししています。
本記事は、本寿院住職・三休の動画「『正直、半信半疑でした』戒名を授かった方からお礼のお葉書を頂戴しました」をもとに再構成しました。お葉書の内容は、趣旨を要約してご紹介しています。


