こんにちは。本寿院住職の三休です。「本寿院は戒名を授けるだけでしょうか?」というご質問をいただきました。
戒名だけのご相談もお受けしています。そして、お寺として大切にしているのは、戒名をお授けした後も、故人を偲び、手を合わせていくご縁です。四十九日や年忌法要、お盆などの供養についても、ご事情を伺いながらお話ししています。
今回は、ご主人を亡くされた奥様からのご相談と、お礼のお葉書をご紹介します。
ご主人を亡くし、以前のご縁を思い出してのご相談
以前、ご主人のご両親の戒名を本寿院でお授けしたご縁がありました。そのときにお申し込みをされたご主人が亡くなられ、今度は奥様が、何をどう進めればよいのか分からずにおられたのです。
仏事について、ご家族の中で詳しく把握していた方が亡くなると、残された方が急に喪主となり、戸惑うことがあります。今回の奥様も、ご主人から聞いていた本寿院とのご縁を思い出し、お電話をくださいました。
ご相談は、ご両親のときと同じように、ご主人にも戒名を授けてほしいというものでした。私は戒名のこととあわせて、これからの供養について、一つひとつお話ししました。
戒名だけでも相談できます。その後の供養もお寺の役目です
戒名についてのご相談が入口になる方は少なくありません。本寿院では、そこから四十九日や一周忌などの法要、お盆の供養へと、ご縁が続くこともあります。
私が大切にしているのは、故人のために祈ること、そして残された方が感謝の思いで手を合わせられることです。何から始めたらよいか分からないときには、分からないままで構いません。今のご事情をお聞かせください。
戒名授与の詳しいご案内は、本寿院の戒名のページをご覧ください。葬儀後の戒名については、戒名を後から授かることについての記事でもお話ししています。
形を一つひとつ整えることが、心を整える助けに
奥様のお葉書には、慣れないことが続き、気持ちが沈みがちだったこと、相談の中で温かい言葉をかけてもらい、ほっとしたことがつづられていました。石材店への相談も進められたそうです。
大切な方を亡くされた後は、悲しみの中で、初めてのことに向き合わなくてはならない場面があります。一度にすべてを進めようとせず、目の前のことを一つずつ整えていく。その積み重ねが、心を落ち着ける助けになることもあります。
私は、供養の形を整えることには、心を整える意味もあると考えています。今回の奥様が安心されたと伺い、供養のお手伝いをする大切さを改めて感じました。
四十九日や年忌法要は、故人を偲び、感謝を伝える時間
四十九日、一周忌、お盆などの節目は、故人のことを思い、感謝を伝える機会です。家族が集まって手を合わせることで、それぞれの心にある思いを分かち合う時間にもなります。
動画では、小さくても祈りの場を持つことの大切さをお話ししました。私は、法要を通じて故人を偲ぶことが、残された方々の心を支えるご縁になると考えています。
ご家庭によって信仰や事情は異なります。故人が大切にしてこられたことや、ご家族のお気持ちを伺いながら、供養について一緒に考えていきたいと思います。お付き合いのある菩提寺がある場合は、まずそちらにご相談ください。
写経やつちぼとけなど、日々の暮らしにつながるお寺のご縁
お寺とのお付き合いは、葬儀や法事のときだけではありません。動画では、写経会、つちぼとけの教室、終活講座などの取り組みについてもご紹介しました。
仏教の教えが、皆さんの普段の暮らしや心に届いてほしい。その思いで、さまざまなご縁を大切にしています。つちぼとけの展示会で、通りがかった方から人生のご相談をいただいたこともありました。
本寿院では「ほっとけ通信」を通じて、お寺の行事などをご案内しています。奥様も、落ち着いたら行事へ足を運びたいと書いてくださいました。行事の開催日や参加方法は、本寿院のホームページで最新のご案内をご確認ください。
供養の進め方が分からないときは、ご相談ください
戒名のこと、四十九日や年忌法要のこと、亡くなった後に何をすればよいのかという戸惑い。ひとりで抱え込まず、お話しください。
故人を大切に思うお気持ちに寄り添いながら、一つひとつお手伝いしてまいります。本寿院のお問い合わせ窓口からご相談いただけます。供養とご家族の心については、残された家族が救われる供養についての記事もご覧ください。
動画でご覧になる方へ
動画が表示されない場合は、YouTubeで動画を見るからご覧いただけます。
本記事は、本寿院住職・三休の動画「本寿院は戒名を授けるだけでしょうか?」をもとに読みやすく再構成しています。お葉書は趣旨を要約しました。本寿院のご案内・住職紹介もご覧ください。

