本寿院住職の三休です。ご主人様の戒名を授かった方から、お礼のお手紙をいただきました。お手紙をくださったのは85歳の方。40年をご夫婦二人で過ごされ、ご主人様を先に見送られました。
大切な方を亡くされた悲しみの中で、戒名やお墓のことを誰にも相談できず、一人で抱えておられたそうです。今回は、そのお手紙とともに、相談相手がいないときに、一つひとつ供養の準備を進めていくことについてお話しします。
40年連れ添ったご主人を見送り、一人で抱えていた不安
お手紙には、何もかも相談する人がなく、一人で済ませたことで、心身ともに疲れてしまったというお気持ちがつづられていました。そして、本寿院とのご縁に対するお礼と、ご主人様も安心して待っていてくださるでしょうという思いが記されていました。
長年連れ添った方とのお別れは、それだけでも大きな出来事です。そのうえ、初めての手続きや供養の準備を一人で進めるとなれば、分からないことも、迷うこともあるでしょう。お手紙を拝見し、そのご苦労を思いました。
菩提寺がなく、お寺とのお付き合いもない方へ
本寿院にご相談くださる方の中には、菩提寺がなく、これまでお寺とのお付き合いをされたことがない方も多くいらっしゃいます。初めてのお葬式を迎え、戒名やお墓について、何から考えればよいのか分からないというお声を伺います。
分からないまま、一人ですべてを決めようとなさらなくても大丈夫です。「何から相談すればよいか分からない」というところから、ご事情をお聞かせいただければと思います。
今回の方とも、お電話でお話をさせていただきました。動画では、ご近所の方のご紹介がきっかけだったのではないかともお話ししています。身近な方とのご縁が、相談できる場所につながることもあります。
インターネットが苦手でも、電話や紙の資料で
インターネットで調べるのが得意な方ばかりではありません。画面で読むよりも、印刷された資料を手元に置いて確かめる方が安心できるという方もいらっしゃいます。私自身にも、その気持ちはよく分かります。
今回も、資料をお送りし、その内容をご覧いただいたうえで、ご質問を伺い、お申し込みへと進みました。一度にすべてを理解しようとせず、分からない点を確かめながら進めていくことが大切です。
メールやインターネットでのやり取りが難しい場合は、お電話でその旨をお伝えください。紙の資料をご希望の方も、まずはご相談いただければと思います。
四十九日やお位牌の準備は、日程もあわせてご相談を
資料や書類を郵送でやり取りする場合は、往復に時間がかかります。四十九日に向けてお位牌を準備したいときなどは、資料を読んでいる間にも日が近づいてしまうことがあります。
動画では、電話で確認したり、状況に応じて配送方法を考えたりしながら進めることをお話ししました。法要の日程が決まっている場合は、最初のご相談でお知らせください。何を先に確認するか、一つひとつ整理していきましょう。
配送にかかる時間は、地域や方法、時期によって異なります。日数だけをご自身で判断せず、準備の状況とあわせてご相談いただければと思います。
戒名を授かった後も、一つひとつ一緒に
お手紙には、最後に相談できたことへの感謝がつづられていました。お力添えができたことを、私もありがたく受け止めております。
戒名をお授けして終わりではなく、その後も、ご質問やご相談があればお声をかけてください。お位牌、四十九日、法要などについても、一つひとつご供養を進めてまいりましょう。
戒名を授かった後の四十九日・法事・供養についても、あわせてお読みいただけます。
戒名・お墓・供養のことを相談したい方へ
「お寺との付き合いがない」「誰に聞けばよいか分からない」「紙の資料を見ながら考えたい」。そのような方も、まずは今お困りのことをお聞かせください。
本寿院へのお電話は、03-3772-8889です。お問い合わせフォームからもご相談いただけます。戒名授与のご案内は、本寿院の戒名ページをご覧ください。
時間が経ってからのご供養については、亡くなって2年後から供養を始めた方のお話もご紹介しています。
動画でご覧になる方へ
※本記事は、本寿院・三休の戒名チャンネルの動画をもとに、読みやすく再構成しています。お手紙は内容の要旨をご紹介しています。

