49日を過ぎた場合、お位牌の魂れはいつするのでしょうか
早々に戒名の授与を賜りまして
厚く御礼申し上げます
お陰様で心が落ち着きました
開眼のお願いに伺わせて頂きます
日時はまだ決めておりませんが
お盆前にはと思っております
何卒宜しくお願いを申し上げます
ありがとうございました
この度は御愁傷様でございました
このお葉書の方はですね
以前に お父様かお母様が
亡くなられまして
そして四十九日の時に
位牌の魂入れをして
なかったんですね
通常であれば亡くなると
白木のお位牌を作って
そして今度
四十九日の時に
白木の位牌から
塗りの黒いお位牌に魂替えをして
その時にお位牌に開眼
(魂入れ)をする訳ですねえ
ただ四十九日を過ぎてしまうと
じゃ何時にすればいいですか?
お盆には、位牌を出して精霊棚をつくる
もうすぐお盆がやってくるのに
お位牌もないから
昨日の方もですね
亡くなったのが
今年の頭ぐらいなんですね
そして今年が新盆なんだと
初盆とも言いますね
初めて迎えるお盆
どのお寺も初めて迎えるお盆は
ちゃんとしておいた方が
良いよっていう
和尚さん いっぱい
おられるわけですね
そして新盆だから
じゃあ新盆でお盆の用意を
しなきゃいけないけれども
あれ?一番大切な
位牌が ないなって
でも位牌が無いということは
戒名も無いですね
戒名があれば
位牌が作られるんですね
じゃあそうすると困った
お盆を迎えられない
お盆というのは
やはり亡くなった方々が
帰ってくる時なんですね
昨日の方もね私がお勤めさせて
頂いたんですけども
涙ぼろぼろ
流してですね
そしていやお母さんがね
お盆の時には
帰ってくるんだよって
あの世から
この世に帰ってきて
そして盆踊りをして
そして最後
大文字の送り火でお送りをする
急いで来てね〜‼︎
ってキュウリの馬を
作りましょう
じゃあ急いで来て下さい
帰りはゆっくり帰ってね
寂しいからゆっくりで良いよと
茄子の牛を作りましょう
そうして私達は亡くなったら
はいサヨナラではなくて
亡くなった方がまた
遊びに来て下さるだろう
日本人はみんな そのように
思っている訳なんですね
だから中元だとか
お盆だとか また盆踊りだとか
また大文字焼きとか
全部そういったものが習俗の中に
組み込まれているんですね
だからお盆の時は
お墓参りをしましょうとか
お精霊さんが来ますとか
色んな事を言うわけですね
そうすると
そうしてお迎えをするという
私はとても素晴らしい
文化だと思う
お盆は、母に会える
(写真をクリックすると、ネット霊園にリンク)
何だか私 お盆の時は嬉しくてね
あの優しかったお母さんと
会えるんだと思うと
何だか嬉しく思える
そんな風に思う訳でございます
四十九日をやらなかった場合は
もしくは過ぎてしまった場合は
この戒名がね
お位牌を作っても
これを魂入れをしないといけない
私共のお寺では
毎日合同の法要であれば
予約も必要なく
10:30 12:30 14:30 16:30
いつお越し頂いても結構です
作ったお位牌を持って
そこに魂入れの法要を
させて頂きます
もしくは何もしていないから
49日を過ぎた場合、位牌の魂入れ
四十九日も過ぎちゃったけれども
追善法要という形で
もしくは何人かが集まって
個別で法要をして下さい
合同の法要ですと
やっぱり他の方も
沢山おられるもんですから
個別で法要をする
そういうなことをして
そのお位牌の魂入れっていうのが
必要になるかと思います
ありがとうございました
お待ちしております
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