本日は、大変多くのご質問をいただく「インターネット(ネット)で戒名を申し込んでも本当に大丈夫でしょうか?」という疑問についてお話しさせていただきます。
結論からお話すると、ネットこそ安心できるのではないでしょうか?住職の人柄や、お寺がどんなことをやっているのか?信頼度などネットで見ればたくさんの口コミや評判の情報があります。
今の時代、虚偽やうその情報はすぐにばれてしまいます。ネットこそまさに一番いい方法ではないでしょうか。
先日、千葉県にお住まいの方から、ネットでお母様のお戒名を申し込まれたことに対する、大変丁寧なお礼のおハガキを頂戴いたしました。今回は、いただいたおハガキをご紹介するとともに、ネット時代のお寺のあり方や、本寿院が大切にしている「お人柄を映すお戒名づくり」について、ホームページでも共有させていただきます。
いただいた温かいおハガキをご紹介いたします
いただいたお手紙(要約)
「母に戒名を授けていただき、ありがとうございました。ネットからの申し込みであっても、人柄や経歴、先に亡くなった父の戒名などを細かく考慮していただき、母らしい本当に素敵な戒名を授けていただきました。対応も迅速で、とても感謝しております。本当にありがとうございました。」
お母様への心のこもったご供養のお手伝いができ、またご家族皆様に安心していただけて、私としても何より嬉しく思います。
インターネットは「聞けなかったこと」が分かる素晴らしい時代
昔はお寺で戒名を授かろうとすると、まず檀家の総代さん(代表の方)に連絡を入れ、間を取り持っていただき、お寺へ2回も3回も足を運んでようやく住職に相談できる……という、非常にハードルの高いものでした。
そのため、
- 「お布施はいくら包めばいいのか聞けない」
- 「お寺の仕組みが分からなくて不安」という悩みを多くの方が抱えられていました。
しかし今は、インターネットを通じて「今まで聞けなかったこと、分からなかったことが誰でも明確に分かる時代」になりました。これはお寺にとっても、仏法を求める皆さまにとっても、本当に素晴らしい変化だと私は考えています。
ネット申し込みでも「文字を自動で並べるだけ」ではありません
インターネットでの申し込みと聞くと、「顔が見えないから機械的に漢字をあてはめるだけではないか?」と心配される方もいらっしゃいます。しかし、本寿院では決してそのようなことはいたしません。
お戒名は、石碑(お墓)や過去帳に刻まれ、末代までご家族に伝わっていく大切な「誓いの名前」です。
だからこそ、私はお申し込みをいただいた際、できる限りご相談者様と直接お電話でお話ししたり、故人様のお写真やこれまでの歩み(経歴)、ご趣味などを細かく教えていただくようにしています。
お写真の表情を拝見するだけでも、
- 「明るくていつも笑顔を絶やさないお母様だったのだな」
- 「穏やかで実直なお父様だったのだな」といったその人らしいお人柄が自然と伝わってくるものです。
お墓で目にする「残念な戒名」と僧侶の責任
私はご法要などで霊園(大宮の思い出の里霊園など)へ行く際、少し早めに到着して周囲のお墓に刻まれたお戒名を拝見することがあります。
その際、時折「僧侶の目から見て、少し違和感のある残念なお戒名」を見かけることがあります。
以前あるお墓で、ご遺族様が「この戒名はどうしても納得がいかないんです」とおっしゃられたケースがありました。詳しくお話を伺うと、ご葬儀の際にお布施の金額などで前のお寺と少し揉めてしまい、急遽あわただしく付けられてしまったとのことでした。
一度つけられたお戒名は、何十年、何百年と後に残るものです。だからこそ、一つひとつの文字に責任を持ち、ご先祖様とのバランスや故人様の人生にふさわしい立派なお戒名をお授けしなければならないと、常に肝に銘じております。
※繊細なご事情への配慮について
もちろん、お子様をご自死で亡くされた場合など、「今は思い出したくない」「そっとお任せしたい」という切実なご事情を抱えられている方もいらっしゃいます。そのような場合、無理にお話を伺うことは一切いたしません。お気持ちに寄り添いながら、心を込めてご祈念・お授けさせていただきますのでご安心ください。
四十九日やご法要に間に合わせる「迅速な対応」
おハガキの中に「対応も迅速で感謝しています」というお言葉をいただきました。
本寿院では、お戒名のお申し込み・ご相談を何よりも最優先し、できる限り素早く対応させていただくことを信条としています。
ご遺族様は、四十九日法要やお位牌(本位牌)の手配など、ただでさえ時間のない中で様々な準備に追われています。「戒名ができるまで2週間、3週間とかかります」と言われてしまっては、法要の期日に間に合わなくなってしまいます。
皆さまの心の負担や不安を取り除き、安心してご供養の日を迎えていただくために、私どもは常にスピード感を持った誠実な対応を心がけております。
最後に
私たちは、亡くなった方が「仏様となって、残された家族をいつでも、いつまでも優しく見守ってくれる存在」になるのだと考えています。
「ネットからの相談で本当に大丈夫かな?」「先祖のお戒名とバランスを合わせたい」「四十九日までの期日が迫っていて急いでいる」という方も、どうぞ一人で抱え込まずに、いつでもお気軽に本寿院までご相談ください。
今回の内容はYouTube動画でも、私の言葉で直接お話ししています。ぜひ合わせてご覧ください。
▼ 動画はこちらからご視聴いただけます
(※動画が参考になった方は、ぜひ「いいね」ボタンやチャンネル登録、コメント欄へのご意見・ご質問もお気軽にお寄せください!)

