こんにちは。本寿院住職の三休です。今回は、浜松にお住まいの方から、ご主人の戒名のお礼のお葉書をいただきました。
大切な方との突然のお別れに、何から手をつければよいのか分からなくなることがあります。お墓のことを一度に決めようとせず、まずは目の前の供養を一つずつ大切にしていただきたい。お葉書を拝見しながら、あらためてその思いをお話ししました。
入院から3か月、突然訪れたご主人との別れ
お葉書には、ご主人が入院されてから、たった3か月で亡くなられたことが書かれていました。北海道から転勤で浜松へ移り、暮らし始めて30年。お付き合いのある菩提寺もなく、途方に暮れておられたそうです。
そのような中で本寿院を知り、ご主人に戒名を授けるご縁をいただきました。本当に助かったというお気持ちと、戒名へのお礼が綴られていました。ご主人が成仏し、ご家族を見守ってくださると思う、というお言葉もありました。
大変な悲しみの中、お気持ちを伝えてくださったことに、心より御礼申し上げます。そして、ご主人のご冥福をお祈りいたします。
菩提寺がないときは、一人で抱え込まないでください
長く暮らしている土地であっても、お寺とのお付き合いがあるとは限りません。ご家族を亡くされて初めて、戒名や供養をどこへ相談すればよいか悩まれる方もいらっしゃいます。
今回の方も、ホームページを通じて本寿院を知ってくださいました。相談できる場所が見つかることで、次に何をすればよいか、一つずつ考えられるようになります。分からないことを、すべてご自身で解決しようとなさらないでください。
相談先をお探しの方は、戒名やお墓の相談先がないときのお話もご覧ください。
お墓は急がず、供養を一つずつ
動画では、故郷の北海道と、長年暮らしてきた浜松のどちらにお墓を考えるかという悩みにも触れています。お墓をどこにするかは、残されたご家族の暮らしにも関わる、大切なことです。
私がお伝えしたいのは、お墓の結論を急ぐ必要はないということです。悲しみの中で、先のことまで一度に決めようとすると、心の負担も大きくなります。まずは故人を思い、供養を一つ一つ重ねていきましょう。
お墓の場所を考える時間と、故人を大切に思う時間。その両方を大切にしながら、ご家族でお考えいただければと思います。供養については、残された家族が本当の意味で救われる供養とはというお話もしています。
元気なうちの終活は、残される家族への思いやり
私自身、大動脈解離で倒れた経験があります。その経験からも、命には限りがあること、そして、お別れがいつ訪れるのかは誰にも分からないことを感じています。
旅行のように、出発する日を前もって決められるわけではありません。突然のお別れになれば、残されたご家族は、深い悲しみとともに、さまざまな判断をしなければならなくなります。
だからこそ、元気なうちに終活について考えることが大切です。自分の供養をどう考えているか、困ったときにはどこへ相談できるか。そうしたことを家族と話しておくのも、残される方への思いやりになるのではないでしょうか。
生きているうちに戒名を考えたい方には、生前戒名のご案内もございます。ご自身の気持ちを整理するきっかけとして、ご覧いただければ幸いです。
戒名や供養でお困りの方へ
今回のお葉書を通じて、戒名のご縁が、ご家族のお気持ちの支えにつながったことをありがたく受け止めています。戒名を授かって終わりではなく、その後の供養も大切にしていただきたいと願っています。
菩提寺がない、戒名をどうすればよいか分からない、お墓のことが決められない。そのようなお悩みがありましたら、どうぞご相談ください。
戒名授与のご案内 / 本寿院へのお問い合わせ
本寿院法事部:03-3772-8889
動画でご覧になる方へ
本記事は、本寿院の動画「浜松の方からご主人の戒名のお礼のおハガキを頂きました」の内容をもとに再構成しました。お葉書の内容は要旨を紹介しています。

