平成28年2月13日(土)今日は、取手にやってきました。
初めての茨城県開催です。
初めて訪れる場所なのですが、ちょうど同日に葬儀を依頼されたのも取手でした。
重なったため私が出仕することは出来ず、寺の僧侶がかわってお勤めさせていただきました。
このような事も1度や2度ではなく、不思議と重なります。
ユングの共時性というのでしょうか、引き寄せ?というのでしょうか。
さて、こちらでは、まず、つちぼとけ教室です。
今日は、19体のつちぼとけが出来ました。
今年で375体が産まれました。
その後は、別の参加者がお越しになりました。
戒名講座です。真っ先に手が上がり「俺は坊主なんかに金を払いたくない。坊主はだらけきっているだろう!」
「墓は、九州にあるが兄弟が見ている。私は、フリーだから坊さんは、アマゾンで呼べばいい。」
と率直な意見です。確かに、今の僧侶は、妻帯をし、肉をくらい、酒を飲む。
しかし、お坊さんは葬儀のためにいるのでしょうか?亡くなってからの為だけにいるのでしょうか?
「一切皆苦」 苦しみの中にいる我々がどのように生きていけばいいか?その生き方が仏教に説かれているのです。
僧侶も、悩んでいるから僧侶になり、修行しているのです。悟れないから修行しているのです。
葬儀のために僧侶になった人などいないのです。などなど。
仏教について熱く語ってしまいました。きっとアンケートなど書いてもらえないだろう・・・と思っていましたら
なんと「もっと、勉強をしたい」とありました。うれしいことです。私のような若造の話に耳を傾けてくださいました。
ありがとうございました。合掌
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