早朝座禅会を開催しました
令和5年6月19日午前7時 早朝座禅会を開催いたしました。
座禅会は、平成10年から毎月指導させていただいております。
平成10年というと1998年、伊豆の住職をしておりました時からですから、25年が過ぎます。
もっとも、本寿院は、天台宗系のお寺であり、禅寺のように毎日修禅しているものではありません。
また、座禅会が、「朝がゆ」の会に変更になった時もございました。
出勤前の朝活に
本寿院の座禅は、ちょっと変わっていて、
イスに座っても出来ますし、
脳波測定器をつけて行う事も出来ます。
座禅の本質とは何か?
それは、我慢大会でもなく、心を座らせることにあります。
心を座らせるというとそれが難しいのですが、座っている自分を楽しむ事です。
生きているから、健康だから、こうして座る事が出来る。
有難い事です。感謝の気持ちが湧き出してまいります。
今月の法話
今月の法話は、先日大山に伺ったときにお聞きしたの住職の話です。
大山には、はじめ仏像がなかったそうです。
ですから、お坊さんは、壁に向かってお経を唱え、祈っていたとの事。
けっして仏像が盗まれたからではありません。
もともと、仏像は必要ないのです。
お不動様という仏様を見なくとも、そこにおいでになる。
見るものではなく、心で感じるものなんですね。
どうぞ、皆様も、お寺の本堂に入って、その仏様をみて
これは、運慶?快慶?平安時代?江戸時代?国宝?重要文化財?
など、鑑定士の目で見るのではなく、心で見つめてください。
慈愛に満ちた仏様に囲まれている事を感じてください。
苦しい時や辛い時には、憤怒の姿で応援していてくださっている。
楽しい時やうれしい時には、ともに悩み苦しみ一緒に泣いてくださいますよ。
座禅会は、令和5年3月より再開しております
参加希望の方は、お知らせください。合掌
毎月第3月曜日 お仕事前の朝活リフレッシュに座ってみましょう
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