令和6年春彼岸期間中 花飾りは23日まで!!

三休仏教法話「一期一会」

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仏教のお話(法話)

おはようございます
本日はよくお越しくださいました

一期一会

お茶を一服いかがでしょうか
ま、私はお茶をたてるのは

ちょっとは勉強しておりました
だけどまぁ実際

そして人の前で立てるほど出来ていません

だけどあのお茶の席

お茶の席っていうのは
ある意味本当にその一瞬
一瞬全て面白いもんですね

あのお茶の席、お茶の席に入りますと

お湯が沸く音がシューと音がして
そして亭主がお茶を立てて下さいます

これが

貴方と私と、この
一瞬のために

私は命をかけてお茶を立てる

もう貴方とこれで会わないかもしれない
もうこれが貴方と出会うのは

これが最後かもしれないまぁ今で
こそなかなか亡くなるって事は少ない

江戸時代また武士の時代であれば
いつ自分の命がなくなるかもしれん

いつあなの命がなくなるかもしれない
そんな中で一瞬一瞬もしっかりと生きていく

お茶を一服飲むのでも

そんな貴方と
これが最後の最後の一服かもしれない

もっともこれが最後の一服なんですねこの瞬間しか無いんです
からお茶を立てる人は

全身全霊を込めてお茶を立てる
そして飲む方もその亭主の気持ちと共に

お茶を味わうそうするとお茶の香り

お茶の匂いその部屋のあり方

お花掛け軸全てにおいて

心が運ばれているという事が

気が付くんですね

一期一会、

毎日毎日

沢山の方とこうして出会えること

そしてその出会えた事に感謝をして
有難いなぁ有難いなぁ

明日会ってもまた一期一会です
そんな一瞬一瞬を大切にしていくって

素晴らしいと思いませんか

毎日毎日ダラダラダラダラとまた明日会えるだろうと
そんなことも考えずにただダラダラではなくて

今日この日はこの瞬間はこの時しかない

あのちょっと話がずれるかもしれませんが
あの西武あの、あ、違うゴメンなさい

大阪のユニバーサルスタジオ私伺った事無いんですけど
そこのキャッチ、キャッチコピーがありました
ですね、私あれね

最高に素晴らしいと思ったんです

あのユニバーサルスタジオがディズニーランドを
抜いたらしいんですよね

それぐらい沢山の人が集まる
その時のキャッチコピーは

子供といつまで

子供といつまで遊べますか?は!そうですよね

いつか遊べるいつでも遊べると思うんでは無くて
子供と一緒に居れる時間一緒に遊びに行ける瞬間
というものは限られてるんですよ
限られているんですよ

そう思ったらこの今日行かないと

今日はちょっと疲れたから行かない

今日は今行ってしまわないとね

今度次っていうのは
どんどんどんどん機会が
無くなっていくわけですよね

子供は成長しても親と遊んでくれない

子供がそうなんですけれども
子供もお父さんお父さんと言ったのは

だんだんだんだんもう相手してくれ無くなった

そうすると本当に
その一瞬一瞬を楽しまないと

いけないのではないかなと思います

一期一会、そうして
ちょっと気付くだけでも日々

の生活が潤ってくるのではないかと思います
ありがとうございました

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この記事を書いた人

本寿院住職 三浦 尊明

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