ラオスの小学校建設募金を賜りましたはようございます。本寿院の三休でございます。
本日、ラオスの小学校建設にご協力をくださるという尊いご寄付を賜りました。 お手紙が添えられており、心温まるお言葉を頂戴いたしました。
「ほんの心ばかりではありますが、ラオスの小学校三校目を建てる募金に応募させて頂きます。 本題に入る前に、ご住職様作成のつちぼとけ様をお送り頂きありがとうございました。 募金活動の趣旨として、2027年3月25日までの活動で集めた浄財をシャンティ国際ボランティア会を通じて寄付するとのことでしたが、私も不治の疾患により目標月まで存命しているか否かは神仏にお任せをしている身ですので、時期到来を待たずして募金活動に応募させて頂きます。 なお私の健康状態は健常者と同一とはいかないものの、御仏のお導きにより入院することなく日々健やかに過ごしております。 募金への応募方法ですが、毎月1000円ずつの積み立てをする計算式を立てました。2025年10月を起算月として2027年3月までの18ヵ月、1000円×18ヶ月で1万8000円とさせて頂きました。加えて、趣味的に所蔵していた旧日本銀行券も募金として使用させて頂きます。」
このように、旧日本銀行券(古いお札)もお預かりいたしました。銀行にて入金が可能とのことで、ありがたく受領させて頂きました。 お手紙にあるように、計画を立てて募金をしてくださるというお心に感動いたしました。 毎月1000円ずつ、18ヵ月の間に子どもたちの未来を思いながら積み立ててくださるお気持ち。 体調の不安を抱えながらも、今できる精一杯の善行を形にされたその姿は、まさに菩薩の行いでございます。
「ぽん」と大きく募金をくださる方もおられますが、 こうして一歩ずつ、日々の生活の中から少しずつ積み立てていく善意は、尊く輝いております。 私自身も、決して裕福ではございません。だからこそ、共に計画を立てて、皆さまと同じように少しずつ行動を重ねていくことに喜びを感じております。 
この度のご支援は、2027年3月までに集まった浄財をもって、 ラオスに三校目となる小学校を建設する計画へとつながります。 この募金活動は、シャンティ国際ボランティア会を通じて寄付され、 2028年2月に現地での贈呈式が予定されております。
今回の団長は、私の長男「一心」が務めます。 2校目の小学校の際にはコロナ禍で渡航できず、 さらに2025年1月には大動脈解離という大病を患いましたため、 団長の任を息子にバトンタッチさせて頂くことになりました。 
先日、ラオスのスタッフの方々、日本の関係者の皆様と面談を行い、今後の進行や贈呈式についても打ち合わせを進めております。
こうして全国の皆さまから寄せられる温かいお心とご支援が、 確実に形となり、子どもたちの笑顔へとつながってまいります。 心より、深く御礼申し上げます。 本当にありがとうございました。
合掌 本寿院 住職 三休




