戒名とは
戒名とは、仏門に入る際に「戒」を授かることによって頂く、新しい名前です。本来は生前の方が得度を受けることによって戒を授かり、僧侶として生きて行くために与えられるものです。戒名の根本的な意味は、「仏教における戒律を守ることを誓った者に授けられる名前」です。
一般的には葬儀の際に戒名を授かる習わしですが、これは仏縁を築いていない方に死後に仏の世界に向かって頂く事を意味しております。故人に戒名をお授けして、死後迷うことなく仏様に浄土へと導いて頂くために必要になります。
浄土真宗は「法名」という言い方を致しますが、これは戒ではなく「法」を授かるというところに由来します。戒名には、生きている内から授かる生前戒名と、亡くなった時に授かる没後戒名があります。
多くの場合、亡くなってから授かるケースがほとんどであり、没後戒名=死後の名前だとお考えになります。しかし、本寿院では、生前に授かり、生者の為の「戒名」であることを強くお伝えさせていただいております。
池袋西武百貨店 池袋コミュニティカレッジ主催で講義を行いました。
戒名料の問題について

戒名に関する相談が多く寄せられることから、「戒名って高い?安い?」という本を出版させていただきました。(日新報道刊 : 2013/7/6 絶版となりましたが、アマゾン購入できるようです)
戒名料というものは、ございません。すべてお布施でございます。では、お布施って何でしょうか?
戒名って何のために必要なのでしょうか?高位な戒名は、高い値段で買うものでしょうか?
多くの方は、はじめての事ですので、様々場所にて「戒名」と伝える講演活動を開催させていただいております。過去150回を超える戒名講座の中で見えてきたものは「戒名はいる?いらない?」「戒名は自分で付けたらダメ?」という質問がとても多く寄せられました。テレビや新聞・雑誌などでも監修させていただきました。


なぜ?「戒名はいらない?」と思われるのでしょうか。
なぜ?「戒名を自分で付けたい?」と思われるのでしょうか。
そんな疑問に答え、他のお寺が取り組まなかった「戒名料」の問題に関して真摯に取り組んでまいりました。


現代における新しい動き
価値観の多様化に伴い、戒名の在り方も変化しています。

生前戒名(せいぜんかいみょう)
存命中に戒名を授かることです。
- メリット:自分の希望する文字を入れることができ、死後の不安を解消できる。また、死後に授かるよりもお布施の費用を抑えられるケースが多いです。
俗名での葬儀
「戒名は高額すぎる」「宗教にこだわりがない」という理由から、戒名を付けずに生前の名前(俗名)で葬儀や納骨を行う人も増えています。中には、俗名でお位牌をお造りになる方もあるようです。上述しましたように、昔は戒名のない葬儀はありえないものでした。葬儀で何をしているのか?それは、まさに仏弟子として授戒をしているのであります。戒名は、名前ではなく、仏弟子として引導を渡し、浄土へ導くものです。この背景には、田舎にお寺はあるが、都会に住職が来れないので、戒名だけ田舎のお寺から授かり、都会のお寺がその戒名で住職に変わって葬儀を行われていました。それが、都会では密葬で行い、納骨時に菩提寺から戒名を授かる。そして、菩提寺に納骨せず、都会の霊園にいつか納骨するのでそれまでは俗名で。。。
- リスク:ただし、菩提寺(先祖代々の墓があるお寺)がある場合、戒名がないと納骨を断られる可能性があるため、事前の相談が不可欠です。
戒名が持つ本当の価値
戒名は、決して見栄やステータスのためにあるものではありません。
- 故人への尊厳:厳しい人生を歩んできた故人を、最後に「仏弟子」という高い位に引き上げて見送る。
- 遺族の心の拠り所:位牌に刻まれた戒名に向き合うことで、故人が彼岸(あちら側の世界)で安らかに修行していると感じることができる。
戒名とは、**「この世で一生懸命に生きた証」を、仏教的な価値観で定義し直した「永遠の名前」**であると言えるでしょう。
戒名をお授かる前に、「どんな文字を入れたいか」よりも、「その人がどんな人生を歩んできたか」をお寺の住職にしっかり伝えることを大切にしてください。それによって、単なるランクではない、その人だけの「物語」が込められた戒名が生まれることになります。
戒名のQ&A
Q1. 戒名(かいみょう)とは何ですか?なぜ必要なのですか?
A. 戒名は、仏弟子(仏様の弟子)になった証として授けられる名前です。本来は修行者が受けるものですが、亡くなった後に迷わず極楽浄土へ行けるよう、引導を渡す際に授けるのが一般的です。
戒名が必要?不要?悩めるあなたへ。故人を想う気持ちと、戒名の深い意味
Q2. 戒名のランク(位)によって、後の供養に差が出ますか?
A. 仏教の教えの上では、戒名のランクによって成仏の仕方が変わることはありません。ランク(信士・居士・院号など)の差は、主に「お寺への貢献度」や「社会的な功績」を表すものです。ご自身の家の格式や、周囲とのバランスを考えて選ぶのが一般的です。
戒名のランクって何でしょうか?院号居士や院号大姉の意味について
Q3. 戒名の費用(お布施)の相場はどのくらいですか?
A. 一般的な「信士・信女」で10万〜30万円、「居士・大姉」で50万〜80万円、「院号」が付くと100万円以上が目安と言われます。ただし、地域やお寺との付き合いによって大きく異なるため、直接お寺に「他の方はどのくらいされていますか?」と確認しても失礼にはあたりません。

Q4. 戒名はいらない。付けない(俗名のまま)で葬儀や納骨はできますか?
A. 戒名をつけなくとも葬儀は出来ますが、お位牌を造ったりお盆に霊を迎えるという考え方は、仏教です。当院にも相談が多いのは、いらないと思って俗名で葬儀を行い、位牌を作った方からの相談です。仏教的な法要事を行わないのであれば、問題ありませんが、みなさんのお心が安心しないという方もあります。経済的にお困りであれば、戒名無料でお付けしておりますので、ご相談ください
俗名お葬式で成仏するんだろうか
戒名はいらないと思っていましたが、大切さがわかりました。
Q5. 宗派によって戒名のルールや呼び方は違いますか?
A. はい、異なります。例えば浄土真宗では「戒名」ではなく**「法名(ほうみょう)」、日蓮宗では「法号(ほうごう)」**と呼びます。また、構成文字や必ず入る漢字(「釋」や「妙」など)も宗派ごとに決まりがあります。
Q6. 自分で戒名を考えて付けることは可能ですか?戒名一覧について
A. 可能ですが、お寺(菩提寺)がある場合はおすすめしません。お寺の住職が授けるのが本来の形であるため、勝手に自作した名前では納骨や法要を拒否されるリスクがあります。どうしても使いたい漢字がある場合は、事前に住職に「相談」という形で伝えるのがスムーズです。
戒名を自分で付ける方法と一覧例
戒名を自分で付けても良いでしょうか?

Q7. 戒名の文字数には決まりがありますか?
A. 基本的な戒名(法号)は2文字ですが、その前後に付く「院号」「道号」「位号」を合わせると、一般的には6文字〜9文字前後になります。文字数が多いほどランクが高くなり、お布施の額も上がる傾向にあります。
Q8. 「生前戒名」をいただくメリットは何ですか?
A. 自分の納得いく漢字を選べることや、没後に親族が費用面で困らないことがメリットです。また、一般的に没後に授かるよりもお布施(費用)が抑えられるケースが多く、終活の一環として選ぶ方が増えています。
Q9. 夫婦で戒名のランクを合わせる必要はありますか?
A. 厳密な決まりはありませんが、夫婦で格を合わせるのが一般的です。例えば、夫が「居士」であれば妻は「大姉」とするのがバランスが良いとされます。片方だけが極端に高いランクにならないよう配慮することが多いです。
Q10. 菩提寺がない場合、どこで戒名を授かればよいですか?
A. 特定の付き合いがない場合は、葬儀社を通じて僧侶を紹介してもらうか、最近では「寺院手配サービス」などを利用して授かることも可能です。ただし、その後の納骨先(霊園など)が戒名を必要とするかどうか、事前に確認しておきましょう。
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