こんにちは。本寿院住職の三休でございます。今回は、戒名を授かった方から、陰ながら応援していますというお礼のお葉書を頂戴しました。ご家族の戒名にならった名前を授かったことへの感謝と、これから相談される皆さんのためにも力になってほしいという、温かいお気持ちがつづられていました。お葉書の趣旨を要約してご紹介します。
応援のお葉書をいただいて
お葉書には、戒名へのお礼とともに、お寺を訪れる方々の願いに応えていってほしいという言葉がありました。お送りした般若心経や数珠についても、お礼をくださいました。
供養のお手伝いをした方から、今度は励ましのお言葉を頂戴する。私にとって、とてもありがたく、嬉しいことです。こうしたご縁に支えていただいていることを、改めて感じました。
ご先祖やご家族の戒名を伺う理由
戒名のご相談では、亡くなられた方のご主人や、ご先祖の戒名について伺っています。これまでご家族がどのような形で供養を続けてこられたのか、そのつながりを大切にしたいからです。
動画では、ご先祖との戒名の釣り合いや、宗派ごとの特徴にも触れました。私は、新しくお授けする方のことだけでなく、ご家族が並べて手を合わせるときのことも考えながら、ご相談をお受けしています。
ご先祖より上の名前を望まれる場合の考え方についてもお話ししましたが、ここで、どのご家庭にも一律の変更や追加の授与を勧めているわけではありません。まずは、これまでの戒名と、ご家族のお考えを伺うことを大切にしています。
菩提寺がある方は、まずそのお寺へご相談を
今回の動画で、私がはっきり区別してお話ししたのが、菩提寺がある方と、ない方です。菩提寺は、単に近くにあるお寺という意味ではなく、ご家族の供養や信仰を導くご縁のあるお寺です。
菩提寺がある方については、そのお寺から戒名を授かっていただくことをお願いしています。他のお寺で授かった場合、納骨の際に問題になることがあるためです。動画でも、菩提寺のある方には、本寿院ではお授けしていないとお話ししました。
すでにお付き合いのあるお寺がある場合は、先にそちらへご相談いただきたいと思います。
宗派の名前や見た目より、何のために供養をするのか
一方、菩提寺がない方からも、特定の宗派の戒名でなければいけないのではないかというご質問をいただきます。私は、仏教はお釈迦様の教えにつながっているという立場から、宗派の名前だけに気持ちを向けず、何を大切にしたいのかを考えていただきたいとお話ししています。
これは、私がご相談の中でお伝えしている考え方です。どうしても特定の宗派のお寺から授かりたいという方には、その宗派のお寺へご相談いただくようお伝えしています。
よい名前が欲しいのか、見た目やランクが気になるのか。それとも、大切な方をきちんと供養したいのか。私は、その供養したいというお気持ちを大切にしたいのです。供養の形を整えることを通して、皆さんの心がそろっていくことを願っています。
率直な声やご紹介が、相談のご縁につながる
動画では、応援の仕方についてもお話ししました。口コミをお願いするときにも、よいことだけを書いてくださいとお願いするのではなく、率直な感想をお寄せいただきたいとお伝えしています。
また、ご自身のホームページやSNSなどでお寺を知っていただくことも、困っている方が相談先に出会うきっかけになります。お寺に行けば必ずすべて解決するということではありませんが、話してみることで、新しい方法を考える入口になるかもしれません。
そのようなご縁をつないでいただくことを、ありがたく思っています。陰ながら応援していますというお葉書を励みに、これからも皆さんのお役に立てるよう努めてまいります。
相談先がなく不安を抱えていた方のお話は、戒名やお墓の相談先がないときにでもご紹介しています。
動画でご覧になる方へ
応援のお葉書と、ご先祖の戒名、菩提寺、供養を支えるご縁について、こちらの動画でお話ししています。
本記事は、本寿院住職・三休の動画「陰ながら応援をしております」をもとに再構成しました。お葉書の内容は、趣旨を要約してご紹介しています。


