「いい戒名を授かり感謝しております」大阪の方からいただいた嬉しいおハガキ
先日、大阪にお住まいの方から、生前戒名を授かられたことに対する大変丁寧なお礼のおハガキを頂戴いたしました。
おハガキには「いい戒名を授かり感謝しております。ありがとうございました」と、本当に嬉しいお言葉が綴られていました。今回はこのご縁をご紹介しながら、率直なやり取りから見えてくる終活の現実や、生前戒名がもたらす本当の安心について、ホームページでも共有させていただきたいと思います。
大阪の方との「なんぼやねん」から始まる率直なご相談
今回おハガキをくださった方は関西の方でした。私も関西出身ですので、親しみを込めて関西弁を交えながら色々とご相談を承りました。
関西の方は非常に率直で、良い意味でストレートに疑問をぶつけてくださいます。
「これ、なんぼやねん?」
「49日(四十九日法要)になったら、一体いくらかかんねん?」
「他のお師匠さん(お寺)ではこう言われたんやけど、この時はどうすんねん?」
東京の方はどちらかというと上品に「いくらぐらいでしょうか……」とお尋ねになることが多いのですが、このように最初からはっきりと疑問や費用について聞いていただけるのは、実はお寺としても非常にありがたいことです。
こうした率直なやり取りを重ねていくうちに、ご相談者様が抱えている具体的なご事情や背景がしっかりと見えてきます。
- なぜ生前戒名を授かろうと思われたのか
- 菩提寺(代々のお寺)や、ご先祖様のお墓・お戒名はどうなっているのか
- 「子供はいるけれど、将来子供に面倒や負担をかけたくない」という切実な思い
特に、終活や葬儀にかかる費用のなかで「戒名料(お布施)」が経済的な大きなウェイトを占めるからこそ、皆さん真剣に悩まれているのだと改めて実感いたします。
「戒名料」という料金はない。お布施はお寺を維持するためのもの
よく誤解されがちですが、本来お寺に「戒名料」という一律の料金(原価の対価)が存在するわけではありません。
授かったお戒名を通じてお納めいただくものは、すべてお寺を護るための「お布施」です。お預かりした大切なお布施は、お寺が常に維持管理され、誰でもいつでも気持ちよくお参りができる場所として後世に繋いでいくために使われます。
菩提寺がある方はそのお寺を支えるために納めますが、菩提寺がない方は「いくら包めばいいのかわからない」と不安になってしまうのが現状です。ですから、費用の仕組みを正しく理解していれば、過度に不安になる必要はまったくありません。
なぜ生前戒名をおすすめするのか?「自分の人柄」を文字に映す
本寿院では、「生前にお戒名を授かりましょう」と声を大にしてお伝えしています。なぜなら、お戒名は本来、亡くなってからではなく「生きているうちに授かるもの」だからです。
死後にお任せで付けてもらうと、自分の意図しないお戒名になってしまい、残されたご家族が「なんだかしっくりこない……」と残念に思われるケースが少なくありません。
実際に当院にも、「他のお寺で付けてもらった主人の戒名を付け直してほしい」というご相談がたまにあります。
「主人は海が大好きだったのに、いただいた戒名には『山』という文字が入っているんです。どうしても馴染めなくて……」
お戒名の文字からは、その方が海が好きだったのか、山が好きだったのか、明るい人だったのか、真面目な人だったのかといった「お人柄」がにじみ出てくるものです。生前であれば、ご自身の人生の歩みや思いをお寺とじっくり相談しながら、心から納得のいくお戒名を授かることができます。
何より、生前にしっかりとお戒名を決めておくことで、これからの人生を「仏弟子」として安心して歩んでいくことができますし、のちの心配も一切なくなります。
残された家族を迷わせないための「お布施の目安」
「無料や志でいい」と言われると、かえって残されたご家族が「いくら包めば失礼にならないか」と困ってしまいます。
そのため本寿院では、少しでも皆さんに安心して終活を進めていただけるよう、明確な目安を提示しています。
- 生前戒名(授与時):3万円
- もしもの時(お葬式):5万円
このように目安が決まっていることで、ご本人だけでなく、のちにお葬式を出すことになるご家族の皆様も「これなら安心だ」とホッとされています。
最後に
「自分のこれまでの人生をお戒名に反映させたい」「子供に負担をかけたくない」と思われている方は、どうぞお気軽に本寿院までご相談ください。
今回の内容はYouTube動画でも、私の言葉で直接お話ししています。ぜひ合わせてご覧ください。
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