夫婦戒名
夫の死を機に、奥様の生前戒名をお授けしました。
戒名を授かった方からの手紙
宗教にあたっては、歴史からの理解、母親からある宗教で大変いやな思いをしたとの話を聞かされていましたので、
無宗教で通してきましたが、夫の死で息子から49日・納骨・位牌の話題となり、色々調べた結果
三浦尊明住職の考えと同感なので直にお願いする運びとなり、夫婦戒名を授けていただきました。
息子に「茶名が戒名に入っているの!」とラインすると「東京でいう粋な事じゃない?」との返事
(夫婦の戒名を送信)
夫は、天国ですが、夫婦して大感激しております。
まずは、お礼申し上げます。かしこ
三休住職より
この度は、ご愁傷さまでございました。
また、よくお参りくださいました。
葬儀を無宗教でやったという方も、49日法要で困られるのです
お坊さんもいなければ、戒名もない。
では、位牌もなければ、法要もないので、食事会だけでいいか?
はたして、それだけで良いでしょうか?
参加された方は、何だか寂しくもやもやした気持ちのままではないでしょうか?
その後に、お盆がやってきます。お盆についてはこちら
お盆は、亡くなった方が還ってくると言います。
日本人は、昔から亡くなった方と共に歩んでいると考えます。
おかげさまという言葉があるように、亡くなった方は、そばにいて私たちを陰ながら支えていてくださいます。
さて、戒名や49日をやらない理由は何でしょうか?
宗教で嫌な思いをした
宗教で嫌な思いとは?何でしょうか?
寄付金や布施お求められたなど、経済的な問題ではないでしょうか?
お布施って何でしょうか?
戒名は、定価がある商品ではありません。
お布施は、菩提寺を支えるための財施です。
菩提寺がない方は、別に考えればいいのです。一緒に考えるから問題となるのです。
戒名料を払えないのか?払いたくないのか?
よろしければ、私が無料で戒名を授け、49日法要も行います。
如何でしょうか?
お布施は、お寺が管理維持され、みんなのために、社会のために役立つものであると考えます。
戒名に茶名が入っている
受者は、お茶の先生だそうです。
茶名・華名・雅号・ペンネームは、戒名ではなく「道号」に用います。
道号はその方のお人柄や性格が表れています。
例えば、一休さん
正式には、一休宗純といい「宗純」が戒名で、「一休」が道号です。
また、千利休さんの戒名は
利休宗易居士 これを見てお分かりのように、「利休」が道号 「宗易」が戒名です
ちなみに、私の道号は「三休」です。
華道 保粋遠州流 の華名は、「州葉」とございますが、お花よりも、つちぼとけ一色の人生でしたので
遍照金剛院阿闍梨三休尊明和尚 となります。
コメント