本寿院つちぼとけ教室20260413

本寿院 つちぼとけ教室

今日は、本寿院 第2月曜日 つちぼとけ教室でございました。

長い間、担当して下さった先生も92歳となり、高齢の為辞退の申し入れがありました。

第2月曜日の担当は、今月から住職が行っております

今月は、木喰仏について

木喰さんは、微笑仏と言われています。すこし笑った表情の仏さまで有名です

木喰仏

木喰仏

1. 「木喰」という名前の由来

「木喰」とは、修行の一種である**「木喰戒(もくじきかい)」**を授かったことを意味します。

  • 五穀(米・麦・アワ・キビ・豆)を断ち、生の木の実や草を食べて修行する極めて厳しい戒律です。

  • 61歳という当時としてはかなりの高齢から、日本全国を巡る「日本回遊」の旅に出ました。

2. 木喰仏の特徴

木喰の彫る仏像は、それまでの伝統的な仏像(端正で厳かなもの)とは一線を画しています。

  • 微笑(みしょう): 最大の特徴は、その表情です。多くの仏像が満面の笑みを浮かべており、見る人を穏やかな気持ちにさせる「微笑仏(みしょうぶつ)」として知られています。

通常、仏像はすました顔が多く、笑っている顔はほとんどありません。しかし、なぜ?笑った表情を作ったのか?

「わしの仏さんを見たら、怒った人もみんな笑うじゃろう」

ケンカや悲しみ・苦しみのなかで、仏様が笑っていてくださるだけで、我々も笑みがこぼれますね。

まさに、つちぼとけも同じであると考えております。一緒に笑ってまいりましょう

3. 円空(えんくう)との違い

よく比較されるのが、同じく江戸時代の遊行僧である円空です。

特徴 円空 (Enku) 木喰 (Mokujiki)
時代 江戸前期 江戸後期(約100年後の人)
作風 鋭い鑿跡、荒々しく力強い 丸みがあり、穏やかで柔和
表情 どこか神秘的、静かな微笑 満面の笑み、親しみやすい
造仏数 12万体のうち5千体ほど現存 1000体造仏の内 700体ほど現存

 木喰は61歳から93歳で亡くなる直前まで旅を続け、生涯に千体ほどのの仏像を彫ったと言われています。現在も山梨県(彼の故郷)や新潟県、静岡県など、日本各地の寺院や個人宅に大切に祀られています。

素敵なお不動様が出来ました。焼き上がりが楽しみです

「つちぼとけ」月曜教室のご案内

本寿院では、仏様を造る「造仏」を仏道修行の一環として捉え、自らのため、そして誰かのために祈りを込める教室を開催しております。

【開催日程】

  • 5月11日(月) 13:00〜

  • 6月8日(月) 13:00〜

    ※現在、新規受講生を募集中です。参加ご希望の方はお知らせください。

【教室の特徴と内容】

  • 法話と造仏: 住職による法話の後、それぞれの仏様を造仏します。

  • カリキュラム: 全6回の基本ステップがありますが、ご自身のペースで自由な造仏も可能です。

    1. 小さな地蔵さん / 2. 陶板の地蔵さん / 3. 大きめの地蔵さん/ 4.大きめの仏さま / 5. お不動様 / 6. ご自分の守護仏

  • 土仏師(つちぶっし)の認定: 9回以上の受講と試験合格、不動明王の奉納により「土仏師」として認定されます。

  • 参加費:3,000円

体験教室(毎日開催・予約制)

静かに供養(水子・先祖・ペットなど)を願って造仏したい方には、体験教室がおすすめです。

  • 内容: 小さなお地蔵様の造仏

  • 費用: 3,000円


造仏を通じた「慈悲行・菩薩行」

造られた仏様は、ご自身で持たれるだけでなく、悲しみや困難の中にある方へ届ける**「慈悲行」**としての側面も持っています。

  • つちぼとけ展: 毎年12月に開催。展示された仏様と縁を結ばれた方々の募金は、ラオスの小学校建設費用として寄付されます。

  • 祈りの循環: 誰かのために仏様を造ることが、巡り巡ってご自身や社会の幸せへとつながる「菩薩行」の実践を目指しています。

熊本・鹿児島でつちぼとけ教室決定

熊本つちぼとけ

熊本・鹿児島つちぼとけ

お問合せ

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この記事を書いた人

本寿院住職 三浦 尊明
比叡山高校卒業  大正大学仏教学部卒業 
平成8年 円宗院 
平成14年 本寿院住職となり現在に至る。
読売文化センター講師
NHKカルチャー講師
NPO法人かけこみ相談センター理事長
NPO法人日本投扇興保存振興会理事長

◆つちぼとけ(陶芸で仏像を造る)を通じた仏教活動を全国各地で開催している。