本年も明治大学にて「仏教精神と仏教文化」というテーマで講義をさせていただきました。
中野キャンパスとは、中継で放送されています。
海外に出ていく若者が、日本の仏教について基本を知っておかないと、海外で笑いものになってしまいます。
あなたの宗教は?と聞かれた時にどう答えますか?
「無宗教」と答えたのでは、相手に信用されないどころか、笑いものになってしまいます。
*日本人は、平気で無宗教と答える方が多いのですが・・・
葬儀の9割は仏式でお葬式をされると言われていますが、結婚式はチャペルでウエディング
753は、お宮参り そして死んだら仏教 そして何宗かも知らない。
自分の所属する宗派の名前も教えも知っていない。
クリスマスは、国民全員がお祝いをして、除夜の鐘をならし、初詣に行く
無茶苦茶な宗教観です。
しかし、そこには、日本独特の宗教文化があったのです。
その背景を知っておくのと知らないのでは大きな差になります。
仏教の根本思想である「七仏通戒偈」から「善」にふれ、仏教文化とくには「佛像」から仏教文化についてお話しさせていただきました。
講義の終盤では、「つちぼとけ」の体験をしていただきました。
仏像に込められた「祈り」を考え、自らが仏と向き合い造仏しました。
今回も、楽しい授業となりました。合掌
コメント