今年最後の座禅会

座禅という字と、坐禅という字があります。「座」と「坐」。

「違いはあるのですか?」と質問がございました。 

「今の字と旧字の違いですよ。」とご説明しましたが、ちょっと調べてみると、

昔は「坐」はすわる動作のこと、「座」はすわる場所のこと、と使いわけがあったようです。

それで現在は、坐は当用漢字でなくなったため、両方とも「座」を使うようになっています。

ですので、本来の意味に従うと、「坐禅」の方が正しいですね。

 

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この記事を書いた人

本寿院住職 三浦 尊明
比叡山高校卒業  大正大学仏教学部卒業 
平成8年 円宗院 
平成14年 本寿院住職となり現在に至る。
読売文化センター講師
NHKカルチャー講師
NPO法人かけこみ相談センター理事長
NPO法人日本投扇興保存振興会理事長

◆つちぼとけ(陶芸で仏像を造る)を通じた仏教活動を全国各地で開催している。

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