令和7年7月7日 国立市にある東京経済大学にて投扇興を指導しました。
授業の一環として、学生たちに日本の伝統遊戯である「投扇興」を実際に体験いただき、楽しみながら和歌や遊びに親しんでいただきました。
まずは、投扇興の説明
つづいて、投扇興の練習です。全員5投づつ、実際に投げていただきました。
扇子を触れる事も少ない若者にとって、扇子の開き方も難しいものです。
ましてや、扇子を投げるなんて、はじめての経験の方ばかりです。
まずは、デモンストレーションを行い、実際の正式な方法を行います。
そしてスタート。思ったところに飛ばないのが投扇興
しかし、5投もなげると、コツがわかってきたようで、ポンポンとあてる生徒も。
センス(扇子)がいいですね。
5投づつ投げると、いよいよ本番です。
本番では、真剣勝負です。そして、高得点者4名を選び、決勝戦
決勝戦はさすが、高得点が出てきます。正式な、10投での勝負です。
内着を着ての決勝戦
生徒が審判をやり、百人一首の和歌を詠みあげます。
優勝者には、今日の投扇の記が司扇人より渡されます。おめでとうございました。
やっぱり大学で行うというのは楽しいものですね。
前回は、ハンガリーの大学で指導しましたが、国は違っても若者の熱気はうれしいものがあります。
NPO法人 日本投扇興保存振興会
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