三休でございます
今日はお寺ネットの仏事の相談から少しお話をしたいと思います
お寺が無くなった
ユウさんという方から
お墓からお寺が無くなってしまいました
というご相談です
相談番号5385番です
どこに相談していいのか
検索をしてるうちに
こちらのサイトにたどり着き
何かのご縁かと思い相談させて頂きます
以前、実家の父が
長野の先祖代々のお墓を移転し
東京の稲城市に引っ越しをしました
その際は
お寺があり、親戚を呼び
そして法事を行いました
30年程前の話です
それ以来お墓参りには
年数回行っていましたが
ここ数年の間に区画整理があり
お墓がポッカリと取り残された状態で
周りは綺麗な戸建てとなっております
さらにここ何年かで
お寺のお寺自体の建物も無くなり
現在はお坊さんが住んでいる住居と
その隣の墓地のみが残っ
ている状況です
お墓参りの際には
お坊さんにお会いしたので
ご挨拶をしました
家はもう関係ありません
と言われました
でも管理等は支払い済みです
墓地自体は存在しますが
水道も止まっておりますし
管理をしている気配もありません
12年程前に祖母が亡くなり
納骨の際はまだ寺院は
存在しておりましたが
檀家で無い事を理由に
お寺の手助けは得られませんでした
今後
家族が亡くなり
納骨などの問題にはどう対応したらいいのでしょう
えっと長野の先祖代々のお墓を
稲城市、東京の稲城市に移されました
そしてその時にはお墓参り
30年程前の話です
お寺が護持できない
稲城市のお寺が
無くなっちゃったんでしょうかね
あのーまぁ実はですね
田舎の方に行けば行くほど
お寺っていうのは護持出来無くなって
もう経済
今お寺の数っていうのは
コンビニの数より多いんですね
17万ヶ寺
位あると言われています
そして経済学者の方が
今からそうですね
17、8年前でしょうか
これから先
30年で
お墓のお寺の数は
半分になるって予測をされた
そうなんです
お寺がやっていけないんです
お寺っていうのは観光寺院
京都の清水寺とか薬師寺さんだとか
観光寺院と言われる
そう言ってしまって
失礼になるんですけれどもね
観光の方が多くて
そしてその収入で成り立ってるので
また檀家寺また祈願寺と
言われるものですね
でもその国のお金があって
国のお金で
お寺が維持をされていた
そら江戸時代の話ですね
今は廃仏毀釈
それぞれの各宗教法人がそれぞれあって
その宗教法人がもう借金で
もうまたやって行けなくて
収入がなくて
閉めてしまう
お寺自体がなくなってしまう
ということも珍しくなくなりました
でも今の話だとお寺はなくなっても
お墓はある訳ですからね
お墓があるので
そのもし亡くなった時には
そのお墓で
供養されたらいいと思うんですね
檀家の考え方と
まぁ、このご本人さんが
どのように思っておられるかによります
けれども
日々のご供養
毎月法要してもらうだとか
毎年法要してもらう
毎日掃除をしてもらう
毎日お墓を掃除してもらったり
毎日お線香だとかお花とか綺麗にしても
そういうイメージだと思うんですね
菩提寺があって
管理費も払ってるからという事
でも管理費って言うのは多分
毎年そうですね
3000円とか5000円だと思うんですね
その管理費で
じゃあ毎日それを掃除して
人一人が出来るかって言ったら
まず無理ですよね
そして、じゃあその為には
檀家さん達が300なら300の檀家
500なら500の檀家さん達が
それぞれがお金を出し合ってね
年間10万円位出せば
300なら3000万なる訳ですね
でも、そんなに中々なら無いんですよね
まぁ実際5万円としても
1000万位
なるわけですよね
それでやっと御住職の生活費と
そしたらその家族とお寺を管理
護持綺麗に
だから
檀家寺っていうのは大変なんですよ
それを管理維持を続けていかなければいけない
反対にお坊さんっていうのはイイネって
坊主丸儲けだね
とおっしゃる方もあるんです
けどそうでは無いということ事ですよね
そのお寺を守る為に
必死の努力をしておられます
ただ実際にお寺が無くなって
今回の場合無くなってしまった
どうしたらいいんでしょうか
どこに相談したらいいんでしょうか
っていうご相談だと思うんですが
まずそれは問題ないと思うんです
お寺の檀家で無いという事であれば
その都度誰かお坊さんに来て頂く
アマゾンでお坊さんを呼ぶ時代
まぁ、アマゾンで
呼ぶっていう方もあると思うんです
ホームページを見ると
色んな所のホームページが出てきます
そこで全国どこでも行けるという様な
そういうサイトもあります
まぁ私共のお寺でも
そうなんですけれども
全国どこにでも法要に伺わせて頂く
その様に
檀家と言う
ズーと付き合いの中でのやる形
これもいいと思いますけれども
ただ法要のショットショットの形の
そのような形のお付き合いで対応していくしか
まず今の現状を考えると
方法は無いのでは
無いかと
無いのではないかと思います
これから先お寺のあり方
葬送のあり方
お墓のあり方
っていうモノも変わって参ります
今一度
お寺を皆んなで守っていくんだ
自分たちのお墓
自分たちのお墓
お寺なんだ、そう思って
みんなが力を合わせて
それを守っていくという
まぁそういう事が出来れば
素晴らしい
お寺の形になっていくと思いますし
私は戒名を
お授けをするとい事とをしながら
なんか
この色んな所で
こう批判的な部分もあります
だけどお寺はやっぱり
そうして守られていくべき
それ以外の方は
また違う考え方が檀家寺である檀家と
という括り部分と檀家で
無いという括りの部分
そして何をしたいのか
どうしていきたいのか
そういった事を
もう一度考えて頂く事が
大切
なんでは無いかな
解決は中々本当にね
昔はお金持ちがお寺を作ってね
越前大仏もそうですよね
一会社の社長さんが
ボーンと寺を作られた
昔は
ある殿様がお寺を建てたとか
大名がお寺を建てて
それを菩提寺としてやっていたもの
そうしないと
そのお寺
なんか作れないですよね
まあそういう風に
よっぽどお金があったり
宝くじが当たったって言ったら
そういうお寺に寄付をされる事によって
お寺がそうして
運営をされていく
お布施は、私たちのために
決してお寺に寄付をしたモノはね
これはお坊さんが
一杯飲むモノでは無い
お寺を管理
護持する為に
御住職が一生懸命
汗水たらしておられる
まぁ、そんな事も分かって頂ければ
と思います
コメント