オンライン戒名講座
戒名の付け方には、決まりがあります。
もっとも「つけ方」というのは間違いです。
戒名は、付けるものではなく、授かるものであるからです。
ただ、ここでは、戒名の成り立ちや、どのような意味や方法にて戒名を授けているのか?
そんなお話をしてまいりたいと存じます。
目次
雑誌「ソナエ」でアドバイス
雑誌「ソナエ」にて監修(アドバイス)させていただきましたが、今回は「位号」について
水子・童子・信士・信女・居士・大姉・禅定門・禅定尼・清居士・清大姉
そして最上級が、「大居士」
一体どういう意味があるのでしょうか?
宗派によって位号を付けない宗派もあります。
*これは、その宗派の考え方であり、特徴であります。
浄土真宗の場合は、戒名とは言わず「法名」といいます。
また、位号を原則付けません。
釋〇〇が基本となります。
女性の場合は、釋尼〇〇となるケースが多いのですが、これも今では尼をつけることが性別差別ににもなるとつかわない場合もございます。
また、地方によっては、浄土真宗であっても 釋〇〇信士や釋〇〇居士・大姉といった位号を使うお寺もあります。
加えて、院号をお授けするお寺もあります。
同じ浄土真宗のお寺であっても、地方やご住職によって変わってきているようです。
また、釋〇〇は、浄土真宗しか付けないものではありません。
当院でも、釋〇〇といった形で戒名をお授けする場合もございます。
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