戒名を自分で付けました。
戒名を自分で付けました。
と相談される方が多くなりました。
それは、とても良いことです。
しかし、何のために戒名を付けられたのですか?
単純でいて、この疑問にハッと気が付くのです。
何のための戒名だろうか?
戒名というのは、高いものだと聞いていた。事実、両親も戒名が高くて困っていた
なんで、文字だけであんなに高いのだろうか?
「坊主丸儲け」お坊さんをもうけさせてしまうのか?
それなれば、自分で付ければタダじゃないか?
戒名は、お葬式の為?お位牌の為?
戒名は、お葬式の為?お位牌の為?
戒名というのは、仏弟子として導いていただくものです。
ですから、「改名」ではなく「戒名」ですね。
名前を変えるものではないという事です。
役所に行って戒名を変更するというものではなく、師匠から「戒律」を授かり、仏教徒として仏弟子になり、それを誓ったあかしとして「戒名」を授けられるのです。
その誓いや悟りの境地が生き方となるのです。仏教徒として歩む力になるのです。
文字を集めるだけなら、誰でもできるのです
戒名を授かることは、仏弟子として 貴方が歩んでいく心よりどころになるのです。
そして、安心して歩むことが出来るのです。
戒名とは、文字ではなく、仏弟子となる大切なものです。
提案として、自分で考えてみましょう。と戒名を自分で考えるマニュアルの本を出版しました
この本をみれば、問題のない、戒名を付けることが出来ます。
チャート式になっていますので、また、戒名の例や戒名の一覧を多数掲載しておりますのでとてもわかりやすいです。
(ご希望の方は、全国の書店もしくは、アマゾンでご購入下さい。青娥書房刊)
売り切れの場合は、本寿院までお問い合わせください。
俺の人生。どんな生き方をしてきた?
そして、これからどう生きればいいのか?
その上で、菩提寺のご住職から授かるのです。
戒名は、仏典から授与されます。
たくさんある経文の中から、あなたにふさわしい文字を お授け下さいます。
死ぬときに、ああいい人生だったといえる そんな生き方が最高ですね。
菩提寺のない方は、別の考え方が出来ます。
菩提寺とは?
菩提寺とは、先祖代々お世話になっているお寺のことを言います。
先祖代々、お墓がお寺の境内にあり、毎年お盆やお彼岸 法事や葬儀にお願いするお寺
お盆の時に自宅にやってきて、仏壇の前でお経を唱えるお坊さんの事です。
菩提寺のある方は、ご住職にご相談になってください。
菩提寺のない方は、新しいお寺さんと縁を結んでください。
近くのお寺を探してみてください。
お寺さんのホームページやFACEBOOKなど「どのような考えで、どの様に活動しているか?」
そのお寺様 いや、そのお坊様がどんな方なのか?よく知る事から始めてみてはいかがでしょうか。
戒名の不満はここにある。
戒名を授けていただくお寺様の事を知らずに、
どの様な活動をしているか知らずに、
葬儀の時 急にお坊様と出会い、急いで戒名を付けてもらい、
戒名料の事ばかり気になっているのではないでしょうか?
もしくは、葬儀社や石材店の紹介でお坊さまを紹介いただき、相場という言葉に騙されていませんか?
相場というのは、いい加減な言葉です。相場ではなく、お布施ですからそれに決まりはありません。
貴方の布施が、そのお坊様の活動の力になるのです。決してそのお坊さんの生活費の為ではないはずです。
ですから、お坊さんは、お金のない方には、無料で厳修し、困った方には全身で助けを出し、凛として歩んでおられるのです。
戒名が、費用ではなく、商品ではありません。
そのお布施が高いから?安いから?としてみるのではないと考えます。
それよりも、あなたのお金が、社会の為に役に立っている。
よろこんで使ってくださいと喜捨するのが布施の心です。
別の考え方も出来るのではないでしょうか?合掌
コメント
コメント一覧 (2件)
初めてメールします。
川口、〇〇寺の檀家です。
敷居が高くてご住職とは面談がありません。
生前受戒を希望しています。
良い方法を教えてく下さい。
コメントありがとうございました。
檀家であれば、ご住職から授からないと
納骨できなくなる可能性があります。
ただ、納骨のための戒名ではありませんので
同じような方でも生前戒名を授かっている方はございます。