こんにちは。本寿院住職の三休でございます。今回は、亡きお母様の戒名をお授けした方から、お礼のお手紙をいただきました。四十九日法要もお勤めし、一通りのことができたことへの感謝を伝えてくださいました。
そのお手紙をご紹介しながら、私が大切にしている四十九日法要の意味と、故人に手を合わせる心についてお話しします。
お母様の戒名と四十九日法要を終えた方のお手紙
お手紙には、亡きお母様に戒名を授けたことや、法要を勤めたことへのお礼がつづられていました。一通りのことを行えたのは本寿院と住職のおかげだという、ありがたいお言葉をいただきました。ここでは、お手紙の趣旨を要約してご紹介しています。
よくお参りくださいました。私は、戒名を授かり、四十九日のご供養をされたことで、ご家族の皆さんも安心されたのではないかと受け止めています。
四十九日は、故人のために祈る大切な節目
四十九日を、親族で集まり、食事をする日とだけ考えてしまっては、その意味が見えにくくなります。私は、故人のために祈る大切な法要としてお話ししています。
動画では、亡くなった方が旅路に出て、七日ごとに裁きを受けるという、昔から伝わる死後の世界の物語に触れました。七日を七回重ねて四十九日となり、満中陰を迎えるという説明です。
これは、動画で私がお伝えした信仰や伝承に基づくお話です。閻魔さまがおられるのか、死後の世界がどのようなものかを、誰かが証明できるということではありません。私は、そのように伝えられてきた祈りの形にも、故人を思う心があると考えています。
満中陰と、位牌に向かって手を合わせる意味
動画では、四十九日を迎える節目として、御霊前から御仏前へ、白木位牌から塗りのお位牌へというお話もしました。ここでは、私が動画で説明している供養の流れとしてご紹介しています。
私が大切にしているのは、亡くなった方をご先祖の仲間として受け止め、その方を思って手を合わせることです。戒名やお位牌は、その心を向ける先になると考えています。
また私は、お位牌に魂入れをすることも大切にしています。単に名前を書いたものとして扱うのではなく、祈りを込め、故人に向き合うものとしてお迎えする。その信仰の心に、感謝や安心がつながると感じています。
お盆にも続いていく、故人との心のつながり
四十九日を終えた後も、お盆などの節目に故人を迎え、送る祈りが続いていきます。動画では、盆踊りや送り火にも触れながら、亡くなった方と私たちの心が通い合うという、私の宗教への思いをお話ししました。
どのように考え、どのように手を合わせ、故人に心を向けるのか。私は、そのことを大切にしていただきたいと思っています。法要を一つ終えたことが、これからも故人を偲ぶご縁につながればと思います。
命のバトンを受け継ぐ感謝を
私たちは、長い命のバトンを受け継いで、今ここに生かされている。そのことへの感謝を、私はご先祖への思いとして大切にしています。
今回の方も、お母様の戒名と四十九日法要を整え、一通りのことを終えたと知らせてくださいました。そのお手伝いができたことを、ありがたく感じています。これからも、お母様に向かって手を合わせる時間を大切にしていただければと思います。
戒名の後に続くご供養については、四十九日・法事と、その後も続く供養のご相談でもお話ししています。
動画でご覧になる方へ
お礼のお手紙と、四十九日法要や位牌に込める思いを、こちらの動画でお話ししています。
本記事は、本寿院住職・三休の動画「一通りできたのは住職のお陰です。戒名、四十九日の本当の意味とは?」をもとに再構成しました。お手紙は趣旨を要約してご紹介しています。


