こんにちは。本寿院住職の三休です。今回は、徳島県で生前戒名を授かられた方から届いた、お礼のお葉書をご紹介します。
お葉書には、「妙なる恵み」と書く「妙恵」という戒名を受け止め、これからの人生を穏やかに歩んでいきたいというお気持ちがつづられていました。生前戒名は、これまでの人生に向き合い、これからをどのように生きるかを考えるご縁でもあると、私は思っています。
徳島県から届いた、生前戒名のお礼のお葉書
今回の方は、お授けした戒名に込められた意味を、ご自身のこれからの人生につなげて受け止めてくださいました。穏やかな時を重ねられるよう精進していきたいというお心を伺い、私もうれしく思いました。
徳島県とは、これまでも法事や葬儀などでご縁をいただいてきました。東京からは距離がありますが、徳島へ伺ったり、東京にお越しの際にお立ち寄りいただいたりと、ご縁が続いている方もいらっしゃいます。
今回のお葉書からも、離れた場所にお住まいであっても、戒名を通じて心が通うありがたさを感じました。
「妙恵」に込めた願いを、日々の生き方へ
「妙なる恵み」と書いて「妙恵」。今回のお葉書では、その言葉をご自身の人生への願いとして受け止めておられました。
戒名の意味を知り、それをこれからの生き方の支えにしていただく。そのことに、生きているうちに戒名を授かる大切さを感じます。
どんな日々を過ごしたいのか。周りの方とどのように関わっていきたいのか。自分の人生で何を大切にしたいのか。生前戒名について考える時間は、そうした思いを見つめ直す時間にもなるのではないでしょうか。
お話を伺い、一文字一文字に心を込める
生前戒名をお授けするときには、その方が歩んでこられた人生や、大切にされている思いを伺います。メールでお話をお聞きする場合もありますが、いずれの場合も、その方の人生を心に思い浮かべながら考えています。
文字を並べるだけなら、それらしく整えることはできるでしょう。しかし、私が大切にしたいのは、その方の歩みと、これからの願いに向き合うことです。
生前戒名では、ご本人のお気持ちを直接伺うことができます。文字へのご希望や、どのように生きてこられたかについてお聞きし、これから仏弟子として歩まれる人生を思いながら、心を込めてお授けしています。
名前は、幸せを願う祈りの証
動画では、AIが考える戒名にも触れました。私自身、AIが示した戒名を見て、それらしい名前ができるものだと感じたことがあります。
ただ、名前に込めるものは、文字の組み合わせだけではありません。例えば、親が子どもの名前を考えるときには、「幸せに生きてほしい」「よい人生を歩んでほしい」と願うものです。私は、名前はその祈りの証でもあると考えています。
戒名についても同じように、その方がこれからどのような人生を歩まれるのか、社会や周りの方々とどう関わっていかれるのかを思います。資料や言葉を参考にすることに加えて、人生に向き合い、祈りを込めることを大切にしています。
生前戒名をお考えの方へ
終活の一つとして生前戒名を考え始めた方も、ご自身のこれからの生き方を見つめたい方も、まずは思いをお聞かせください。
生前戒名の詳しいご案内は、本寿院の生前戒名のページをご覧ください。お布施やお申し込みについては、戒名授与のご案内に掲載しています。ご事情やご希望がある方は、お問い合わせ窓口からご相談ください。
今回、戒名を喜んで受け止めてくださったことを、お葉書でお知らせいただきました。このご縁に感謝し、これからも一人ひとりの思いを大切にしてまいります。
動画でご覧になる方へ
動画が表示されない場合は、YouTubeで動画を見るからご覧いただけます。
本記事は、本寿院住職・三休の動画「徳島県の方が生前戒名をお授かりになりました」をもとに、読みやすく再構成しています。お葉書の内容は趣旨を要約しました。本寿院のご案内・住職紹介もご覧ください。

