大切な我が子との別れー経典に説かれた言葉ー
おはようございます
三休で御座います
お葉書を頂戴を致しました
息子に良い名前を頂きまして
有難うございます
悲しみからは一生
抜け出せないと思いますが
私は供養してあげる為にも
生きて行か無くてはいけ無いかなと思います
色んな事が落ち着きましたら
大田区のお寺の方に
伺いたいと存じます
経典に説かれたこの世の苦しみ
有難うございました
我が子を失った親の悲しみ苦しみ
どんな言葉を掛けても
その方の心は
簡単には癒す事は出来ません
最も我が子が亡くなってしまったという事実が
変える事は出来無い事で御座います
じゃあ仏教って
一体どんな事が説かれているんだろうか?
私は亡くなって
戒名を授かるという事は
ココでは名前って
書いてありましたけれども
名前では無いんですね
仏弟子として仏様に導かれて
苦しみの無い世界に導かれて行くんだ
この世は我々がこうして
生活しているこの世の中というモノは
般若心経というお経に説かれてあります
一切皆苦なんだって
全て苦しみの連続なんだ
「四苦八苦」という言葉も
これ仏教の言葉なんですね
「生老病死」
大好きな人とも別れなければいけ無い
「愛別離苦」という苦しみですね
苦しみの連続なんだ
じゃあ何で私達は
こんな苦しみの連続の人生を
生きて行か無いと
生きて行かなけばいけ無いんだろうか?
「観音経」というお経にはこの様に説かれています
この仏様の世界から
この娑婆の世界
私達のこの苦しみの世界に
この世にやって来て
そしてこの世でシッカリ生きて行く
私達はこの命を全うして
そしてこの命をシッカリ生きて
またあの世に帰って行くんだと
これは観音様の例えで説かれてある訳です
けど私はこの世で
この苦しみを
シッカリ修行して行くんだと
あの世は
苦しみも何も無い
極めて楽な仏様の世界があるんだ
だから亡くなった方は何の心配も無いんです
仏様どうぞお願いをしますと
私達はこの世で苦しみをシッカリ受け止めて
その苦しみ悲しみを感じシッカリと修行だと思って歩んで行くんですね
そして何れ又
私達も我が子の居るあの世で再会をしましょう
これが「一蓮託生」という意味なんですねぇ
「一蓮託生」ていうのは仏教の言葉なんですけども
決して何か悪い事をして
お前も一蓮託生だっ!ていう事では無くて
またあの世でも
お出会いをしましょうねという
そんな意味合いがあります
仏教というものが心の支えになれば
どうしても避ける事が出来無いこの苦しみ
悲しみの中でシッカリとそれを受け止めて行く
そして亡くなった方は仏様にお任せをする事によって
どれだけ残された遺族の心が救われるでしょうか?
その悲しみ苦しみ
これはね
どんな言葉を掛けてもそれは伝わら無いかも知れません
実際に私が我が子を失った訳でも御座いません
つちぼとけの教室をしていますと
沢山そんな方が居られます
子供が亡くなりました
病気で亡くなりました
自死で亡くなりました
お母さんお父さんは
涙を流しながら
仏様に託す気持ちで一生懸命つちぼとけを作っています
そこに掛ける言葉は有りません
だけど一緒に涙を流しながら
一緒に仏様を作っていきます
いずれニコっと笑って下さる
そんな時が来れば良いなと思います
そんな事で少しお役に立てれば
この仏教というモノの
教えが少しでも心の支えになって
日々の生活がもっと充実して行けば
悲しい事ではありますけれども
そんな辛い苦しい事も経験し
良くこの世というモノを見て行かれる
亡くなった方は仏様にお任せになる
有難う御座いました
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