陸前高田市で四十九日法要
岩手県陸前高田市に四十九日法要のためにやってきました。
この方は、お寺ネットのコメントに下記の通り投稿してくださっています。
大晦日に母親が急死してこのコロナ喎の中何も出来ませんでした。
父親が他界して25年その時は盛大に葬儀やみんなも安心と出来
しかし、今回経済的にも大変苦しい時
菩提寺墓もなく悩んで他のお寺様は、先にお金の話しばかり
そればかりか知らないのがバカにされ
そんな時に本寿院様と出会い
「先に仏様の供養です」と言われお金はその後です
それも分割でも構わないですので先に供養です。
と本当に仏様に会った思いです
菩提寺もないので相談したら僕の思う様に本当の供養の話しして下さいました
本当本当にありがとうございます。
どうして本寿院様なところがバッシングされ
どうして辛いお立場になるのか自分のこの機会に勉強して
少しでもどうしてなるのか考えます。本当ありがとうございます。
大晦日にお母様がお亡くなりになり、年末という一番忙しい時、しかし葬儀は待ってくれません。
すぐに葬儀社さんに依頼し、葬儀を行うも、コロナ禍の中満足する葬儀もできず
悲しんでいる間もないお正月だったことでしょう。
一心寺のお骨仏へ納骨
一心寺様のお骨仏には、お父様が納骨されており、今回も同じように一心寺様に納骨をしようと思ったところ、ちょうど令和3年1月から小さな骨壺のみの受付に変更になったとの事
一心寺では明治20年より、納骨されたお骨を粉末凝縮化して練造した仏像である「お骨佛」を10年ごとに造立、供養し現在に至っております。
この「お骨佛」については明治20年当初より、ご遺骨の一部である「分骨」を以て造立する慣習でありましたが、世相の変化に合わせ胴骨(全骨)も受入れてまいりました。
しかし近年、胴骨(全骨)と改葬納骨が増えたことにより、お骨の総量が急増し「お骨佛造立の限界」を超えんとしている事態が深刻化しております。
この為、令和3(2021)年1月1日以降、納骨の受入れを下記の通りとさせて頂きます。
誠に申し訳ありませんが、一心寺の「納骨とお骨佛造立」を将来にわたって継続するため、何卒ご理解下さいますようお願い申し上げます。
当初は、墓じまいの改葬の方のみの対象かと思っておりましたが、
実際はそうではなく、すべての方の受け入れを「直径 9cm 以下、蓋を含め 高さ 11cm 以下の小骨壷」
となると、大きめのマグカップぐらいの大きさのみの受け入れとの事。
通常であれば、25㎝ほどの大きさの骨壺になりますので、
では、残ったお骨はどうすれば?と聞いたところ、宗派の本山や菩提寺に相談との事
それが出来れば、一心寺さんに納骨を依頼しないのだけど・・・
これは困った。どうすればいいか?ネットで探して本寿院を見つけたとのことです。
一心寺受け入れ
本寿院での遺骨受け入れについて
本寿院では、現在のところ、お骨壺の大きさに関係なく受け入れております。
お骨仏の費用は、無料ですが、さくらん墓に納骨する費用として3万円必要となります。
お骨仏には、一部の遺骨のみですので、余骨をどうするか?樹木葬(3万円)・散骨(8万円)・合祀墓(8万円)納骨堂(20万円)などご自分でお選びいただきます。一番経済的に安いのが、樹木葬さくらん墓です。
また、ご自分のお墓をお持ちの方は、無料です。
骨壺の大きさ
関東では、火葬場で全骨(すべての遺骨を骨壺に納めます)
関西では、「お骨を拾う」というように、のど仏を中心として一部の遺骨のみ骨壺に納め、残りは火葬場に置いて帰ります。(火葬場に設置された合同墓に納められます)
ですから、関西や九州では、全部のお骨を持ち帰らないのが普通です。
上記写真のように、大・中・小とありますが、関東では、大 関西では中そして分骨用として小が使われるケースが多いことでしょう。
そう考えると、関東の場合、骨壺はとても大きなものになります。
本寿院では、マイ骨壺をつくる教室を行っております(NHKや民放でも紹介されました)
皆さん、はじめは骨壺の大きさに驚かれます。
大きな骨壺の場合、一心寺さんでは納骨できません
本寿院では、令和3年に入ってから、このような、一心寺さんで受け付けてくれなくなり、どうすればいいか?お困りの方のご相談が多く寄せられることになりました。
特には、墓じまいの方の場合、改葬手続きが必要となり、受入証明書がなければ、改葬をすることが出来ません。
関東方面の方であれば、お寺に直接お持ちになる方もありますが、関西や遠方の方のために、送骨という方法も受け付けております
送骨による遺骨預かり
このように、送骨による遺骨の受け入れを行っております。
送骨は、宅急便では扱っておりません。郵便局のゆうパックで送ります。
[char no=”2″ char=”三浦尊明”]送骨は、手段であり、その先の供養が大切です。郵便局では遺骨として大切に運んできてくださいます。[/char]
墓じまいの送骨について
墓じまいの場合、遺骨が一柱(一霊)だけでなく、先祖の遺骨が入っているケースが多く、4柱ぐらいが平均となります。(送骨の方法についてはこちらをご覧ください)
そうなると、ご自分んで担いで持ってくるには限界があります。
また、長年お墓に眠っていた遺骨は、水が溜まっており、水抜きをし、乾燥させる必要があります。
そのような方のために、当院から迎骨にお伺いします。
当院僧侶が車で全国どこにでも取りに伺います。
(通常、墓じまいの場合の費用 お墓閉眼法要 3万円 車代 1万円(全国一律)御膳料 5千円のほか、お骨仏申込3万円、まずは、それぞれにケースが異なりますのでご相談ください03-3772-8889)
ご注意
現在、当院でも非常に多くの墓じまい相談を承っております。
今後、申し込みが急増した場合は、一心寺様のように受け入れ制限を行う可能性もございます。
一つ一つ供養をしていきましょう
さて、今回の方は、
まず、お正月で満足のいく葬儀もできなかったため、本寿院より戒名をお授けしました。
同時に、白木位牌もおつくりし、本寿院にて開眼法要後、宅急便にてお送りさせていただきました。
次に、本位牌をおつくりし、四十九日法要の当日に持参し、開眼法要を行いました
また、自宅にて手元供養をしたいという希望がありましたので、間に合うように造仏しお持ちしました
当日、お遺骨の一部をつちぼとけの胎内に納め、手元供養を棚の上に安置して懇ろに四十九日法要を厳修しました
お遺骨は、住職の車に乗せて、お連れし、東京本寿院のお骨仏に納骨させていただきました。
東京であれば、いつでもお参りできる安心 また、本寿院は年中無休で毎日法要が厳修されています。
これで、今まで仏事の事をどうしようか?悩んでいたことがすべて解決です。
なを、本寿院では、位牌など業者に依頼する品代以外のお布施に関して、分割も承っております。
何回の分割でもいつからでも構いません。費用の事より供養を先にしてまいりましょう。
戒名とお骨仏の生前申込
仙台では、さくらの百貨店などでつちぼとけ展示会を何度かさせていただいたり、
カルチャーの依頼で、つちぼとけ教室や戒名講座を開催させていただいてまいりました。
三浦住職とめぐる東北の旅 中尊寺
被災の子供たちの支援 花巻 など、東北復興のため、3か月に1回伺っておりました。(東北復興)
今回初めて、陸前高田市に伺わせていただきました。
2月13日には、震度6の地震が東北でありました。常磐道は通行止め 新幹線はストップの状況に加え
北海道では記録的暴風雪
東北道も雪の為通行止めになり、高速を降りて下の道で現地入りをしました。
正直、ちょっと大変ではありましたが、遺族の方からとても感謝していただきうれしかったです。
最後に、「私たちも子供がいないので、いずれは生前戒名を授かり、亡くなったらお骨仏に入れてください」とお話しくださりました。(お骨仏のアンケート)
お役にたてて良かったです。ありがとうございました。合掌
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