遺品供養を厳修いたしました。
令和5年9月22日、千葉の大福院にて個別遺品供養を厳修致しました。
大切な方との悲しい別れその方の遺品は、ゴミとして捨てるわけにも行かず
ご自分の手でお焚き上げをしたいと言う相談からでした。
小雨降る中、故人への想いと共に手を合わせ、涙を流してお焚き上げ。
良いご供養ができました。
遺品・人形供養とは
大切な方の遺品を、浄火でもってお焚き上げすることにより、その想いや念を天上界に帰すことを言います。
通常は、人形供養と一緒に行います。
しかしながら、人形供養や遺品供養は、「燃やすこと」が供養ではありません。
その皆さんの思いを、振り向け、感謝の心を持つことです。
本寿院では、毎年、大福院にてお焚き上げを行なっております
東京のお寺では野焼きが法律的にもできません。
ですから、千葉で行う前には、消防署に届出をする必要があります。
まずは、法要前の早朝
地域の氏神様にご挨拶します。
この地域は、白鳥神社です。
山頂にある歴史ある神社ですが、階段を登っていきますので一汗かきます
その後、お焚き上げの場所に、もり塩をおき、結界を作ります。
そして、お酒など供物をし、住職の合図で点火
お経が始まると、遺品が投入され、火が立ちます。
大福院は、山の中にありますので、係のものが火の番をしながらもしもの時に備えます
ちょうど、この日は昨夜から雨が続き、この遺品供養の間だけ晴れ間を見せた感じでした。そして終了後には大ぶりの雨が・・・
人形供養のお焚き上げに参列したいと願われる方も多くございます
しかし、一般の方の受付をしておりません。
その理由は、雨や風 天候に左右されるからです。
(どうしても、参列を希望される方は、個別にて承ります。)
ですから、当院では、僧侶が変わってお焚き上げをし、その様子をブログで報告しております。
また、人形供養や遺品供養でも全部をお焚き上げできるわkではありません。
燃えるものや燃えないものもございます。
今回は、バックや布団も持ち込まれましたが、燃やすことはできませんでした。
何度も言いますが、燃やすことが人形供養ではございません。
ありがとうとその感謝の心を振り向けることが人形・遺品供養でございます
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