樹木葬納骨法要
令和3年5月29日 この時期、雨を心配しましたが、晴天に恵まれた納骨法要でした
(翌日は、警報が出る大雨になりましたが・・・)
今日は、日光 尊星王院 樹木葬「さくらん墓」での納骨法要です。
お骨仏に分骨し、余骨を納骨される方がほとんどではありますが、さくらん墓のみの納骨の方もありました。
全国から、現地に集まられ、ご一緒に最後の法要を厳修いたします。
法要は、お別れ式ではありません。
今までのご縁にありがとうと感謝の法要です。
そして、故人と共に歩んでいく。
眼には見えなくても、きっとそばにいて見守っていてくださいます。
心を込めて、皆さんと納骨法要を厳修しました
山のお寺ですので、みなさんお越しになるまで大分迷われたようです。
砂利の山道を上がってきていただきますが、登りきったところにポツンと一軒寺があります。
まるで、仙人になったような気分になるお寺です。
花は咲き、空気は澄み、鳥の声、虫の声 まさに樹木葬として最高のお墓です。
ちなみに、桜の木の下に納骨しますので「さくらん墓」と命名いたしました。
桜が咲くころ、どうぞ、日光にお参りくださいね。
![さくらん墓](https://honjyuin.com/wp-content/uploads/2021/03/P1130457-1024x683.jpg)
樹木葬「さくらん墓」
中には、手元供養をされる方もありました。
遺骨をつちぼとけに納めて、ご自宅でご供養されます。
とてもいいことだと考えます。
手元供養は、霊が迷う?
遺骨を分骨すると霊が迷うと心配される方もございます。
まったくそんなことはございません。
お釈迦様のご遺骨も、たくさんに分骨され、仏舎利塔(スツーパ)としてお祀りされています。
私たちも、お寿司のシャリといいますが、シャリとは、お釈迦様の遺骨の事ですね。
関東では、火葬場で全骨を持ち帰りますが、関西では、のどぼとけだけです。
このように、地域のよっても考え方が違ってきますね。
また、位牌分けについても同じです。
私が生まれ育った門跡寺院では、歴代天皇陛下の位牌をお祀りしております。
天皇陛下の位牌も、全国17か寺ある、門跡寺院 有名なところでは、仁和寺・知恩院・大覚寺・三千院・聖護院など
17つの位牌があると天皇陛下も迷うのでは?という意見があったときがありました。
それは反対で、17か所からご供養しているのですね。
このように、1か所だけでなく、お骨仏・日光・ご自宅と三か所でご供養されている。
素晴らしいことです。
日光尊星王院での納骨法要は、毎月厳修しております。
三浦 尊明住職が兼務しておりますが、常時はおりませんので、等泉寺の住職にお願いしております
ご希望の方は、事前にご予約ください。
山の静かなお寺です(日光駅からタクシーで15分ほど)
今後の予定は、尊星王院のページをご覧ください。(5月より時間が11時になりました。)
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