お寺ネットに寄せられた「人生相談」から
相談番号 21415 37歳の男性会社員です。
大学にいるころから、“自分とは何だろう?”と考え始めるようになりました。
当時の結論としては、“自分には特に何にもないじゃん”というようなものに至りました。
何ができるでもなし、とられて困るような能力や特性などは、全く皆無。
人間って、いやいや自分は何にでも変身できるプロテウスみたいなもんじゃないか、と思っていました。
「ロスジェネ」の最初のころの世代にあたる私は仕事を得るため、資格を取ったり、いくつかの仕事をしてきました。
勉強している時や、仕事をしているときは、その職種の勤労者としてのアイデンティティーがありました。
転職すると、目の前の仕事に向き合って、前の職種の自我はどっかに行ってしまい、次の職種の人間になっていました。
今は、工場で働いているので、工員としての自分がいるのですが、一貫した自分は無いんではないか?と考えるようになりました。
果たして、「私」というものは、何なのだろうか?
自分って一体、何者なのだろうか、という不安というか、疑問が頭をよぎります。
十数年、こんな感じで生きてきたのか?と思うと、ガッカリもしますが、
何かコメントなり、ご指摘なり頂ければ、ありがたく思います。
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お寺ネット
本寿院
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三休
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