お墓参りは面倒くさい
国内1,400社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営するプラネットは、5月26日〜6月1日、4,000人を対象にお墓参りに関する意識調査を行ったそうです
まず、お墓参りに行く習慣があるかどうかを聞いたところ、
「1箇所だけお墓参りに行く習慣がある」(37.8%)が最多となった。
「お墓参りに行く習慣はない」と回答した人も少なくはなく、36.0%だった。3人に1人はお墓参りの習慣がないことになる。
3人に1人は、お墓参りの習慣がない
ちょうど昨日、北千住教室でもお墓の内容が話題にあがりました
子供は、娘だけ お墓を作ってもいずれ絶えてしまう
しかし、亡くなった後、お墓が無いのでは手を合わせる対象がないのはかわいそうだ
地方に本家のお墓はあるが、分家の為、ほとんど疎遠になっている
子供たちは、小さいころに連れ帰ったが、最近はまったく交流がない
という事は、娘たちは、お墓参りをするという「習慣」すらない
夏の暑い日に、数時間もかけてお墓参りに行き、大変な思いをして帰ってくる。
交通費や宿泊費もばかにならない上に、塔婆代やお布施もとなるとかなりの出費である
そんな事に出費をかけるのであれば、娘たちの小さな子供たちに、近場のプールでも連れていけばいい
かといって、お盆を遊んでばかりいたいわけではない。
先祖に感謝し、先祖を大切に思う心はみんなあるのである
ましてや、もし自分の両親が亡くなれば、手を合わせ成仏を祈りたい
お骨仏は、合理的なお墓
何より、いつでも気が向けばお参りできるというのが良い
この方は、生前のうちに墓所を買ってあったのですが、それをやめて、お骨仏の申込をされました。
将来、娘たちがお参りしてくれれば良いと、お墓を買っておいたのですが、いつまでも娘が関東に住んでいるとも限らない。
娘たちが、転居したりすれば、お墓参りは、一大イベントとなるに違いない
また、現在の管理料は自分が支払っているが、年間数万円という微々たる管理費と言えども、一生、いや末代までも払い続けていかなければならない。
中には、未婚や離婚・男子が生まれない場合もあるだろうし、良かれと思って用意したお墓は、子供にとっては迷惑なものである可能もある。
だから、お墓を解約したと話されていました
*お墓を解約するという事は、今まで支払ってきた費用が戻ってこないばかりか、お墓をもとの状態に戻すために多くの出費がいる事である。それをすべて放棄してお骨仏に変更されました
次に、娘たちのために手元供養を用意しているとの事
一部の分骨をお地蔵様の胎内に納めて、娘たちの自宅において供養していくというものです。
娘たちの自宅に、仏壇など無く、また、そんな習慣もない。お墓もなければ当然かもしれないが、自宅のリビングにおいて思い出したときに手を合わせてくれたらいい
仏壇仏壇したものより、いかにも骨壺というものより、かわいらしいお地蔵様がニコニコ手をつないで見守っていてくれる。
そのに遺骨がはいれば、祈る対象となる
これで、お墓参りという煩わせさから解放される
お墓参りに行くには、暑い夏の日に、喪服を着て・・・
とやらなくとも、ご自宅で、お地蔵様を囲んで、食事でもしつつ、オンライン法要でお寺と繋ぎ、自宅から手を合わせる事は、合理的である
また、プラネットの調査では
お墓参りのとき、掃除なども含めた滞在時間を聞くと、最も割合が高いのが「5分以上10分未満」(29.4%)、あまり差がなく「10分以上15分未満」(27.4%)、「15分以上30分未満」
渋滞の中、時間とお金をかけてお墓参りに行ってもせいぜい、10分ほどで帰ってくる
また、お墓参りに行く習慣がない人に、その理由を聞いたところ、「疎遠だったから」(5.5%)、「仲が悪かったから」(2.7%)というように、心情的に拒否感がある人は少なく、「遠方にあって行く時間がない」(27.3%)、「習慣がない」(17.2%)、「面倒くさい」(13.2%)といった回答の割合が高かった。
また、お墓があってもお墓参りに行っていない人を対象に、今後お墓参りに行く可能性があるかを聞いた。半数以上の52.5%が「可能性はない」と回答しているが、「行けるときに行っておきたいから」(26.0%)、「たまには行かないと悪い気がするから」(20.6%)と、心のどこかで「行ったほうがいいかな」と感じているようだ。
このように、お墓参りの習慣が乏しい若者には、お墓参りの重要性は希薄になり、
時代に沿った、お墓の在り方が求められている。
住職は、すごいねーと褒められました
北千住教室のつちぼとけ
今日は、東京のお盆
ワンちゃんの遺骨も一緒に入れて・・・
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