令和5年12月9日
晴れの気持ちのいい日に、大田区 日蓮宗 池上本門寺にて茶筅供養が厳修されました。
裏千家の初釜式でご一緒させていただいたのがご縁かと存じますが、
毎年、茶筅供養にご招待賜っております。
コロナ禍のためしばらく中断されておられましたが、今年は開催され、
各流派のお茶人が集まります。
あいにく、私は終活講座があることから、参列できず、名代で内室が列席させていただきました。
私の生まれ育ったお寺には、「花供養塚」「印明塚」などがございました。
その名の通り、茶筅のお墓 お花のお墓 印鑑のお墓です。
日本人は、全てのものに感謝の心を振り向ける。
素晴らしい、日本独特の風習ではないでしょうか?
1年間、使い続けた茶筅を、ただ捨てるのではなく、感謝の思いを振り向け
次に心を向けてく。だからこそ、お稽古ごとにも身が入り、習得するのですね。
道具ひとつひとつに感謝を込めて。
12月とは思えない、秋晴れの暖かい1日でした
本堂では、約90分ほどの法要が厳修されました。
日蓮宗ですので、「法華経が読誦されます」
本堂の外では、茶筅のお焚き上げが行われます。
人形供養 遺品供養 仏壇供養 茶筅供養など、供養とは、心を供えることです。
とても良い茶筅供養に参列させていただきました。(内室談)
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