平塚 円宗院で公開の人形供養
令和3年4月4日9時 平塚 円宗院神奈川別院にて人形供養法要を厳修いたしました。
皆さんの思いがこもった人形さんに涙を流して「感謝の法要」を行います。
人形供養は、悪いものを取り除くといったものではございません。
時には母として友として見守っていてくれた人形
我が子が元気に大きく育つようにと、願いがこもったひな人形や五月人形
そんな、思いがいっぱい詰まった人形に感謝の心をささげ、皆さんと共に読経します。
平塚円宗院にて人形供養
平塚で人形供養の後は、日光別院「尊星王院」にてお焚きあげ法要」を厳修しております。ただし、燃えないものや、化学繊維が入っているものなど、環境に配慮して、一部のみ代表してお焚きあげを行っております。
令和2年度のお焚きあげ法要の様子です。
人形供養の後は、お写経とつちぼとけ教室
公開での人形供養が終了した後は、つちぼとけの生徒さんや、近所の方がお集まりになり、つちぼとけ教室や写経が始まります。
これは、毎月続いている恒例の行事です。
日立製作所より奉安された「お助け地蔵」
円宗院のお写経
本堂では、それぞれの願いを込めてお写経が始まります
マスクをして、飛沫に注意して、静かに仏と向き合います。
参加者の一人から、提案がありました。
11月26日~30日まで予定している 横浜そごう チャリティつちぼとけ展
このコロナ禍の為に心を病んでいる人が多くなっている
しかし、つちぼとけ教室が緊急事態宣言のために開催できなくなっている
ですから、土仏の作品が今年は非常に少ないことが予想されるので、皆さんは、ご自宅でも出来る限りお地蔵様を作っていただき、展示会を成功させましょう。という心強いお声をいただきました。
本年の予定は決定しておりますが、コロナの感染状況を考えると何とも言えません。
しかし、今は、一つの目標に向かって、一生懸命つちぼとけを造っていきましょう。
つちぼとけは、祈りの仏様です。
うまいも下手もありません。
今日もいい地蔵さんが出来ました。
残念なのは、終了後、いつもやっている事がコロナ禍の為、大きな声で般若心経を唱えられない事ですね。
小さなお寺ですが、たくさんの方が心の洗濯にお越しになります。
お寺って何でしょうか?
伽藍や大きさではなく、本当の意味で、心が安らかになる。
そんなお寺でありたいと願っております。
コメント