シンプルな葬儀でした
おはようございます
本寿院の住職でございます
戒名を授かった東北の方から
お葉書を頂戴を致しました
この度は亡き父に
素敵な戒名をお授け頂き
感謝の気持ちでいっぱいです
脳梗塞で倒れ寝たきりとなり
コロナ禍で入院中の面会も出来ず
2年近く頑張っていたのに
俗名でシンプルな形でのお別れが
とても気になっていました
三浦ご住職様にお出会い出来て
四十九日の法要も
お願いする事が出来ました事は
心から安心する事が出来ました
本当に有難うございました
暑さが厳しくなります
ご自愛下さいませ
有難うございました
東北での戒名講座やつちぼとけ教室も開催しておりました
この度はご愁傷様でございました
私共でも沢山のこうして
戒名のご相談を賜って居りますけれども
本当にこのコロナという問題
又 脳梗塞だとか入院だ
とか 長い入院生活があって
そして最後お亡くなりになった時には
経済的にも非常に苦しい だけど
盛大なお葬式をする訳にもいかないし
又 戒名も無い
どうしたら良いんだろうか?って
ご相談の方は多く御座います
特には東北の方の場合はやはり
その ちょっと特殊なあの事情が
向こうの方は有るんですよね
私は 仙台だとか
もしくは福島の方には
土仏教室で年に そうですね
震災後はですね
三か月に一回位伺って
向こうで土仏教室をさせて頂きました
自分で行ってるんですが
後方支援という形で
実際震災のその本当の悲しみの場では無くて
ちょっと離れた所で
これはまぁ宮城の方の
ご住職のご提案ではあったんです
けれども直接的な形よりも
ちょっと離れた形で
心のケアをしていこうっていう事でさせて
頂いて居りました
だからよくあちらの方は
よく分かって居るんですね
私が東北の49日に伺えなくなりました
又 今回ですねぇ
実は私が伺う予定をして居ったんです
私が伺う東北に伺う予定をして
予定を組んでおったんです
けれども 実は私の寺の
寺のと言いますか
私の関係の大切な方がですね
病に倒れられまして
そして今入院をされて
居られるという状況なもん
ですからチョット
私があの遠方に出るという事が
出来無くなりました
ですから変わってですね
寺の僧侶の者が
東京から伺わせて頂きますので
宜しくお願いを致します
一つ一つお父様の
ご供養して参りましょう
一つ一つ出来る事
全部何かアレもコレもやらなきゃいけ無い
では無くて 一つ一つご供養をして
もうすぐお盆がやってくる
先ず戒名を授かって
今度位牌を作って そして今度お盆があります
でお盆をお迎えになって
納骨はいつでも良いんですよ
急ぐ事はありません
お墓の有る方は
四十九日に納骨される方が多いですけれども
決してその四十九日迄にお墓を
探してた訳でも無いと思います
ご自宅でごゆっくり
御供養されたら良いと思います
それが終わると今度は
百箇日またもしくは 一周忌になると思います
私はこれは まぁ英語で言うと
グリーフって言ったら良いんでしょうか
やはりそうして回忌が
ある事によって準備をし
皆さんにもお伝えをしたり
家族とか皆んなでそれを
共用していくと
だんだんだんだん心がですね
癒されて来るんです
ご供養は、悲しみから感謝へ
もう本当に悲嘆の科学って
こう悲しみをもうあの思い出したく無い
あの大好きな人を
思い出したく無いというのでは無くて
いつまでもその死というものを
受け入れ無いのでは無くて
受け入れた時にシッカリと
私はお別れが出来る
人は必ず亡くなっていく訳です
それをシッカリと受け止めた
時に今度は「悲しみから感謝」に
私は変わると思います
お父様のご冥福を
お祈りをすると共に
心から有難う 有難う
という感謝の心で持って 日々
生活と 又
御供養をして参りたいと思います
有難うございました
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