愛知県の方からのお葉書 ― 戒名と四十九日法要のご相談
先日、愛知県にお住まいの方から、心温まるお葉書を頂戴いたしました。
「父との最期の別れが火葬のみになってしまい、インターネットでご相談できる本寿院様に戒名、位牌、四十九日の相談をしたところ、快く引き受けて下さり、四十九日法要も別のお寺様で行う事が出来ました。心のモヤが少しずつ消えて、私自身、前向きに進んでおります。心より感謝しております。父も少なからず喜んでいてくれる事と思っています。人と人との繋がりを大切にし、本寿院様との出会いを忘れずに進んでいきます。ありがとうございました。」
このようなお声を頂くたびに、僧侶としての務めを改めて感じます。

他県からのご相談にも対応できます
本寿院は東京都にございますので、愛知県には直接の寺院はございません。けれども、私のご縁のある和尚さまが愛知の寺院で住職をされており、現地でのご法要やご葬儀についてご紹介することができます。
また、私自身も全国各地にご縁を頂戴しており、これまで秋田県を除いたすべての都道府県にお伺いした経験があります。戒名や四十九日法要など、地域や宗派にとらわれず、できる限りご希望に沿った形で対応させていただいております。

「近くのお寺」に相談することの難しさ
ご相談者からよくお聞きするのは、
- 「近くにお寺はあるけれど、どこにお願いしたら良いのか分からない」
- 「宗派の違いが気になる」
- 「檀家でないと法要をしてもらえないのでは」
といったお悩みです。
多くのお寺は、基本的に檀家さんのために活動しているため、突然の依頼には対応できない場合もあります。さらに、近隣のお寺に一度お願いをすると、檀家になりその後のお付き合いも含めて簡単には断れない、という現実的な問題もあるのです。

仏縁を結ぶということ
私がよくお伝えするのは、「一度ご相談だけでもしてみてください」ということです。相談であれば、多くのお寺が応じてくださいます。その中で「この住職なら安心できる」と感じられるご縁があれば、それが本当の仏縁となります。
本来であれば、ご家族が亡くなられてから慌てて探すのではなく、普段から近くのお寺の座禅会や法話会などに参加してみるのも良いご縁のきっかけです。檀家さんや地域の方々と交流する中で、「ここは居心地が良い」と感じられるお寺に出会えるかもしれません。

本寿院にできること
本寿院では、遠方の方からのご相談にも柔軟に対応しております。
- 戒名の授与
- 位牌の準備
- 四十九日や一周忌などのご法要
- 遠方のお寺様のご紹介
インターネットを通じてご相談いただけることで、「敷居が高い」と感じていたお寺とのご縁をつなぐお手伝いができるのです。
まとめ
お葉書を通して、改めて「仏縁」の大切さを感じました。
お寺は決して特別な場所ではなく、日々の暮らしや心の不安を分かち合える場所でありたいと思っています。
どうぞこれからも、本寿院を通じて「安心できるご供養」と「信頼できるご縁」を結んでいただければ幸いです。
