「心に寄り添う戒名授与 ― 本寿院に届いた感謝のお葉書」

「心に寄り添う戒名授与 ― 本寿院に届いた感謝のお葉書」

～小さなお葬式でも「心の供養」はできます～

先日、福島県にお住まいの方から、戒名をお授けしたご縁に対するお礼のお葉書を頂戴いたしました。とても心のこもったお言葉で、私自身も深く胸を打たれました。

葬儀など費用の面もあり小さいお葬式しか出来ませんでした

その為せめて戒名だけでもと

ずっとずっと考えておりましたがなかなか決心が付かず

ネットで見つけ問い合わせをしましたところ

親切、丁寧に教えて下さり決心が付きお願いを致しました。

 

“海”と“美”――その文字の選択に込められた心

依頼者さまが迷われた2文字。その想いに住職が応えたことで、「まるで母の気持ちが伝わったかのようだ」と驚きと感謝の声が寄せられました。

お顔も拝見していない。でも語られるお人柄やご縁を通じて、心の中にその方が立ち現れるような感覚になる。

ご遺族の皆様が授かった戒名を位牌に刻み、位牌を見た瞬間に故人を思い出し偲ぶ事が出来た事に対して「モヤモヤしていた気持ちが晴れましたと」との多くのお声を頂きました。

 

戒名は「文字」ではなく「仏の弟子としての名」

ソフトで自動的に作られる戒名ではなく、仏道に帰依し、仏弟子として戒律を授かる「戒名」は、お寺で授かるべき大切なもの。

仏弟子となられた方は、仏様に導かれ極楽浄土で往生するのです。
だからこそ位牌や墓石に刻まれる大切な戒名をお授けする時はいつも「ど真剣勝負で向き合っています」

ご供養とともに歩む日々

本寿院では、戒名を授けた方々へのご供養も大切に続けています。

戒名をお授けして終わりでは無く49日・1周忌・3回忌・・・と年回忌法要も承っております。

遺族は故人の冥福の為に、この世で故人に代わって善行を行い功徳を積む事が大切です。

この事を”追善”と言い、日頃の善行によって積んだ功徳を法事の際に故人振り向ける事を”回向”

と言います。　これが「追善回向」です。

御供養に際し心が無ければ本当の供養にはなりません。

日々仏様の様な慈悲の心で善行を積み、仏様に故人を託す事が供養のあり方だと思います。

遠方の方も、メールやお電話でご相談いただけますので、どうぞお気軽にお声掛け下さい。

動画全文