生前戒名を通して見つめ直す、自分と家族の絆
この度は、生前戒名を授かった方から温かいお言葉を頂戴し、大変嬉しく思います。戒名の一文字一文字に、これまでの自分の人生が凝縮されているように感じられ、改めて人生を大切に、そして家族の絆を深めたいと強く思われたとのこと。心よりお祝い申し上げます。
「改めて生前戒名の持つ意味の深さを実感しました。」
生前戒名とは、亡くなる前に戒名を授かることであり、仏教徒としての新たな一歩を踏み出すことを意味します。
生前戒名を通して得られるもの
- 自分を見つめ直す機会: 戒名の一文字一文字に込められた意味を深く考え、これまでの自分の人生を振り返ることで、自己成長のきっかけとなります。
- 家族との絆を深める: 家族で一緒に戒名を授かることで、家族の絆をより一層深めることができます。
- 心の安らぎ: 生前戒名を持つことで、心の安らぎや、より良い未来への希望を得ることができます。
生前戒名の背景
今回、戒名を授かった方は、ご自身の父親が生前戒名を希望されていたことから、ご家族で戒名を授かることになったとのことです。お父様は、生前にお墓を建てられ、生前戒名を受け、そしてご家族も同様に生前戒名を受け継がれました。
このように、生前戒名は、ご家族の絆を繋ぐ上で非常に大きな役割を果たしていると言えるでしょう。
戒名とは何か
戒名とは、仏教において仏弟子となる際に授かる名前です。多くの人は、戒名を死後に授かるものと考えていますが、生前に授かることも可能です。
戒名は単なる名前ではなく、仏教の教えを実践し、仏道を歩むという誓いを表すものです。戒名の一文字一文字には、それぞれの意味が込められており、その人の生き方を象徴しています。
読売ホールでの戒名講座
戒律を守り、仏道を精進する
戒名を受けることは、仏教の教えである「五戒」(殺生、偸盗、邪淫、妄語、飲酒)を守り、仏道を精進することを誓うことです。五戒は、私たちがより良い人間として生きるための指針であり、戒名をいただくことで、これらの教えを心に刻み、実践していくことができます。
生前戒名のまとめ
生前戒名を受けることは、自分の人生を振り返り、新たな一歩を踏み出す素晴らしい機会です。そして、家族の絆を深め、より良い未来に向かって歩むための力となるでしょう。
この度は、心からおめでとうございます。そして、これからも仏道を精進され、豊かな人生を送られますよう、心よりお祈り申し上げます。
動画のテロップ
父の死をきっかけに 夫婦で生前戒名を授かりました。
おはようございます 本寿院の三休でございます 戒名を授かった方から お礼のお葉書を頂戴を致しました 父の逝去を機に夫婦一緒に 生前戒名を授けて頂きました 。
戒名の一文字一文字に今迄の 人生が集約されているようで これ迄の振り返りとなり これからの人生を もっと大切に生きて行こうと 夫婦の絆をもっと大切にしようと そう思える様になりました
次の世はこの名前で暮らせるのだと思うと 何とも幸せで涙が自然に溢れました 心から感謝致します
はい有難うございました この方はですね 先日お父様が亡くなられたんですが もうその十年位前でしょうかね 十年も経たないですか五、六年前なのかな あのお父様が 生前戒名を希望されておられまして そして生前に戒名をお授けをしたんですね そして生前に戒名をお授けをして そして自分のお墓に作られた 自分のお墓を作られて “生前寿陵”と言うんですが 生前のお墓を作られました だから その生前に作ったお墓に 開眼法要 誰も未だ入って無いんですけれどもね 魂入れの法要に来てくれないかっていうので お伺いをさせて頂いた方です その時からまぁちょっと具合が悪かったから そうやって生前戒名 だいぶ高齢の方でありましたけれども
そして生前戒名お授けをして そしてお墓の開眼法要に伺いました そしてそれから五年六年 コロナがありましたからね 七.八年位前 十年近いですかね それ位になるんですかねで 実際そのお父様がお亡くなりになられて 信州の方ではありますけれども 丁度私がどうしても その葬儀に伺う事が出来無くて 丁度ゴールデンウィークだったですね どうしても他の用事が私が入っていると どうしても駄目なもんですから 寺の者が代わりに信州迄伺って そこで通夜葬儀をさせて頂いて そして今度四十九日の納骨の時には 私が伺わせて頂きました
それと同時にですね 息子さんとそのお嫁さんの 生前戒名ご住職 私達も付けてくれませんかって言うので お授けをさせて頂いたんですね だからお父様の 四十九日納骨法要をして そしてそれと同時に ご夫婦の生前戒名お渡しをさせて頂きました
そうするとやはり お父さんお母さんの生き様の戒名があって そして今度お子さん達の戒名 やはりこう繋がって来るんですね そしてココでは “次の世”という事でありますが いやいや戒名っていうのは 次の世では無いですね
今の世なんです この現在で必要なんです 皆さん死んでからの 名前だと思う方がありますけれど そうでは無い 生きている内の名前なんです そして授戒 戒律を授かったという事なんです 決して名前でも無いんです そして仏弟子となった だから私達は皆んな 仏様のお弟子様になったんだ だから仏様のお弟子様になったと思って その戒律を授かったんですよ
殺さない 盗まない 嘘つかない 淫らな異性関係を持たない そしてお酒を飲まない この五戒と言われる 戒律をこれを授かったんですよ この戒律っていうのは 守らなきゃいけないものでは無いです 守ろうとする 自分の気持ちが大切なんですね 例えば殺生戒って殺しちゃいけない ってこれは人間だけでは無いです 魚とか 牛とか 又一輪の花にもこれも命があるんです だからその”命の布施”を私達は頂きながら こうして生かされている 存在だと分かった時に 命の無駄をしないようにしようと 食べ物を腐らさないように 残さないようにその命を 頂いて居ると思えた時に 全てに感謝が出来るんですね
私はこれ仏教で とても大切な事だと思っております ですからこうして 生前に授かるという事でね あの新たな自分の生き方が変わって来て そして仏弟子 仏教徒として歩んで行く事が 出来ると思いますから益々の 仏道精進をなさって頂ければと思います 有難うございました
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