戒名をお授かりになった方からお礼のお葉書を頂戴しました。
この度は、葬儀や戒名について何も知識がない中で、
丁寧な対応としかも電話という形で身近で簡便な手段にて
行っていただき様々な手続きや手配に追われる家族に
とって安心感を持たせていただきました。
ご住職様から直接お電話をいただき、
遠い存在であった仏教がとても近くに感じられ深い感謝の念を抱きました。
終活
終活される方が多くなりました。
エンディングノートやお墓 樹木葬 散骨 仏像葬
そして墓じまい 相続や財産の事
遺された子供たちに迷惑をかけないように、自分で準備される方が多くなりました
準備をしておくことはとてもいいことです
本屋さんに行くと、エンディングノートや終活 おひとり様の終活などの本を多く見受けられるようになりました
終活をしなかった場合
私のおじさんの例をお話しします
101歳寝たっきりのおじさんのお母さんが逝去されました。
長年寝たっきりでしたし、高齢でもありましたので、いろいろ準備されていると思っておりましたが
実際に亡くなって、オロオロ慌てふためくばかり。
突然亡くなって、どうしたらいいか?
悲しみと同様で、何をすればいいのか?わからなかったという事があります。
結果的に私が葬儀委員長をさせていただきました。
人は、必ずなくなります
葬儀には、肉体的処理 社会的処理 魂の処理が必要になります
葬儀は、何かと大変な時ですので、事前に準備をされることがとてもお勧めです。
安い葬儀はダメだ
安い葬儀をしたので、邪険に扱われ、ほんとうにさみしい葬儀でした
祭壇もなければ、安置所に置かれて、お別れもほとんどできない。
火葬場で数分お別れをしただけで、涙を流す暇もなかった。
親に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。という相談もございます。
葬儀は、安ければいいのではない。しっかりとお別れを言う機会です。
別れの悲しみをしっかりと味わうことで、感謝に変わってきます
先日、私が葬儀を務めた方のお孫さんたちが、大粒の涙を流していることがありました。
よほど、子供たちやお孫さんたちに好かれていたのだなーもらい泣きしたものです。
最後の葬儀を行う
必ずや、そのお孫さんたちの心に深く残ったことと存じます。
しっかりと涙を流し、お別れを述べる。
それは、別れではなく、旅立ちであり、ご縁に感謝するときであります。
三休住職より
[char no=”2″ char=”三浦尊明”]お葉書ありがとうございました。仏教は、死んでからのものではございません。今の私たちに必要な教えです。どうぞ、一つ一つ勉強し、ご供養してまいりましょう。合掌[/char]
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