近年、「戒名を自分で付けたのですが、これで良いでしょうか?」というご相談がとても増えています。
また、「父の戒名はこういう文字で、こうしてほしい。このまま付けてくれますか?」といったご希望も、数多く伺ってまいりました。
私はこれまで、戒名に関する書籍の出版や、戒名講座を各地で重ね(回数も150回を超えました)、たくさんの方々の疑問と向き合ってきました。 その中で強く感じるのは、戒名は「簡単に作れる」からこそ、とても大切で重要、ということです。
「文字を集めれば作れる」——でも、本当にそれでいいですか?
極端に言えば、戒名は文字を組み合わせれば作れます。 しかし、戒名は墓石に刻まれ、末代まで残る名前です。
たとえば、立川談志さんがご自身で付けられた戒名として知られるものがあります。洒落としての意味は分かります。 けれども将来、13回忌・33回忌などでご供養のたびに、その洒落がずっと続く。 ご遺族やご子孫が手を合わせる場面で、どう受け止められるでしょうか。
戒名は「面白く作る」ためのものではなく、故人と遺族を仏縁につなぐ大切な名前です。 だからこそ、「作れるかどうか」ではなく、なぜ戒名があるのかから、いったん考えてみませんか。
戒名の疑問を、疑問のままにしない
ご相談で多いのは、次のような疑問です。
- 戒名って結局、何のためにあるの?
- 戒名は「死んでからの名前」なの?
- なぜ戒名はランクで分かれるの?
- ランクで金額が違うのは差別では?
- 文字を少し足しただけで、なぜ高額になるの?
疑問を抱くこと自体は、自然なことです。 ただ、疑問を疑問のまま抱えていると、戒名が「納得できないもの」になってしまう。
そこで私は、こう提案しています。 「なぜそうなのか」を知った上で、一度、自分の人生を振り返りながら戒名を考えてみませんか?
お寺は何のためにあるのか——戒名を考えることは、仏教の第一歩
友人の住職から「自分で自分の首を絞めてどうする」と叱られることがあります。 確かに、戒名料が寺院運営の大きな支えになっている現実はあります。
けれども、お寺は株式会社ではありません。 お寺は、人が手を合わせ、心を整え、人生を見つめ直す場所でもあります。
戒名の意味を知り、納得して手を合わせられるようになる。 それは仏教の第一歩であり、ご供養を「形」ではなく「心」に戻していく道だと私は思っています。
オンライン講座のご案内(参加費 2,000円)
本寿院では、「戒名とは何か」を基礎から分かりやすくお話しし、自分(または家族)の戒名を考えるための講座を行っています。 真剣に向き合う場にしたいので、参加費は2,000円とさせていただいております。
【ご注意】 本文や動画中で触れている「2月7日開催」は、すでに終了していますが、その後の予定について下記のスケジュールをご確認ください。
■4月7日(火)池袋西武百貨店 池袋コミカレ。
池袋コミカレ主催となります。直接、西武百貨店コミカレの方から受付の連絡があります

■6月6日(土)16時 場所:オンラインと本寿院にて
■9月5日(土)16時 場所:オンラインと本寿院にて
こんな方におすすめです
- 戒名を自分で付けたいが、これで良いのか不安
- 戒名の意味や成り立ちを、きちんと理解したい
- 戒名の「ランク」や「金額」の理由を整理したい
- 生前戒名や授戒会に関心がある
- 家族の戒名を、納得して整えてあげたい
よくあるご質問(FAQ)
Q. 戒名は自分で付けても問題ありませんか?
A. 文字を組み合わせて作ること自体は可能です。ただし戒名は末代まで残る名前であり、意味・読み・背景・供養との関係を踏まえて考えることが大切です。戒名は、付けるものではなく「授かる」ものです。ご自分で考えた上で、お授かりになる事をおすすめします。お布施に関しては、お寺によって様々ですが、本寿院では、3万円の目安を出させていただいております。ご希望の方には、授戒会にご参加いただけます
Q. 戒名は死んでから付けるものですか?
A. 一般には亡くなった後に授けることが多いですが、本来は生前に授かる(生前戒名・授戒会)ものです。ご事情やお考えに合わせて、無理のない方法をご相談ください。
Q. 戒名のランクや費用の違いが納得できません
A. そう感じる方は多いです。大切なのは、疑問を放置せず「なぜそうなっているのか」を整理し、納得できる形で供養に向き合うことです。講座では、考え方の土台から分かりやすくお話しします。
お申込み・ご相談(お問い合わせ/LINE)
講座日程の最新情報は、ホームページでもご案内しますが、公式LINEがいちばん確実です。 LINEでは各種お知らせや特典のご案内も行っておりますので、ぜひご登録ください。
過去のオンライン講座は、こちらにまとめてございます。



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