樹木葬さくらん墓納骨法要令和5年5月

新緑の樹木葬

令和5年5月20日(土)11時

日光 尊星王院 樹木葬「さくらん墓」納骨法要を行いました

尊星王院

雨が心配されましたが、法要前には、日差しが出てきました。

桜の樹木葬参拝も良いですが、新緑の「さくらん墓」も風情があってとても良いです。

今日は、長崎から参拝の方がありました。

この方は、先日私が、長崎にて葬儀を厳修させていただき、49日は、寺の僧侶がお伺いし、

迎骨といって僧侶がご遺骨をお預かりしてまいりました。

一部の分骨は、手元供養仏に納骨しておられます。

私が、葬儀に伺ったときは、ちょうど熊本まで車で伺っていたものですから、葬儀社の方も「品川ナンバー」の車でお越しになったのですか?と驚かれていたようです。

先に、お母様がお亡くなりになり、49日で当院僧侶がお伺いをしたのがご縁でした。

その後、お父様の生前戒名をお授かりになり、葬儀・49日・納骨という運びになりました。

葬儀に法話が出来ない

葬儀は、一日葬儀だったものですから、遺族の方に法話がなかったとお叱りを受けました。

実は、通夜の場所での法話は一番好きな時です

こんな風に言いますと不謹慎ではありますが

通夜の時は、一番法話を聞いてくださるのです。

悲しみの中で、仏教に触れて、別れの苦しみより出会いの感謝のかわっていく。

これが、仏教の教えであり、僧侶の務めであると思います。

苦しみ悲しみは避ける事が出来ませんが、その事実を受け止め、その事をどのように考えるかによって、苦しみが苦しみで無くなる。

感謝の心で手を合わすことが出来るのです。

しかしながら、一日葬儀の場合、葬儀25分初七日15分全体で40分程がかかります。

通常葬儀の時間は、40分程ですので、急いでギリギリの中で、法話の時間まで取ることが出来ません。

通夜であれば、ゆっくりと10分程お話しできるのですが・・・

葬儀でお話しできなかった場合は、49日の時に・・・

手元供養

別のお参りの方は、手元供養の相談時に、お母さんは湯たんぽをいつも抱いていたので・・・と写真を渡されました。

写真を見ながら、「湯たんぽ地蔵」」をお造りさせていただきました。

この地蔵さんの胎内に一部の分骨を納め手元供養に、本寿院のお骨仏にも一部分骨を納め、そして、今日は、樹木葬に納骨です。

手元供養は、自宅のお墓のようなもので、毎日手を合わせ語り掛ける事が出来ます。

  

定刻より法要が始まりました。その前に少しの法話

読経中に各自焼香を頂きます

焼香後、皆さんと共に般若心経奉読

この法要は、月法要であり、納骨の方ばかりではありません。

すでに納骨された方や、お遺骨をお預かりしている方、観光に見えた方、人形供養の方も一緒に、御仏に奉読します。

地震で心配しておりましたが、円空仏が二尊倒れていただけでした。

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この記事を書いた人

本寿院住職 三浦 尊明

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