令和6年春彼岸期間中 花飾りは23日まで!!

お寺ネット仏事相談「お墓からお寺が無くなった」

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三休でございます
今日はお寺ネットの仏事の相談から少しお話をしたいと思います

お寺が無くなった

ユウさんという方から

お墓からお寺が無くなってしまいました

というご相談です

相談番号5385番です

どこに相談していいのか

検索をしてるうちに

こちらのサイトにたどり着き

何かのご縁かと思い相談させて頂きます

以前、実家の父が

長野の先祖代々のお墓を移転し

東京の稲城市に引っ越しをしました

その際は

お寺があり、親戚を呼び

そして法事を行いました

30年程前の話です

それ以来お墓参りには

年数回行っていましたが

ここ数年の間に区画整理があり

お墓がポッカリと取り残された状態で

周りは綺麗な戸建てとなっております

さらにここ何年かで

お寺のお寺自体の建物も無くなり

現在はお坊さんが住んでいる住居と

その隣の墓地のみが残っ

ている状況です

お墓参りの際には

お坊さんにお会いしたので

ご挨拶をしました

家はもう関係ありません

と言われました

でも管理等は支払い済みです

墓地自体は存在しますが

水道も止まっておりますし

管理をしている気配もありません

12年程前に祖母が亡くなり

納骨の際はまだ寺院は

存在しておりましたが

檀家で無い事を理由に

お寺の手助けは得られませんでした

今後

家族が亡くなり

納骨などの問題にはどう対応したらいいのでしょう

えっと長野の先祖代々のお墓を

稲城市、東京の稲城市に移されました

そしてその時にはお墓参り

30年程前の話です

 

お寺が護持できない

稲城市のお寺が

無くなっちゃったんでしょうかね

あのーまぁ実はですね

田舎の方に行けば行くほど

お寺っていうのは護持出来無くなって

もう経済

今お寺の数っていうのは

コンビニの数より多いんですね

17万ヶ寺

位あると言われています

そして経済学者の方が

今からそうですね

17、8年前でしょうか

これから先

30年で

お墓のお寺の数は

半分になるって予測をされた

そうなんです

お寺がやっていけないんです

お寺っていうのは観光寺院

京都の清水寺とか薬師寺さんだとか

観光寺院と言われる

そう言ってしまって

失礼になるんですけれどもね

観光の方が多くて

そしてその収入で成り立ってるので

また檀家寺また祈願寺と

言われるものですね

でもその国のお金があって

国のお金で

お寺が維持をされていた

そら江戸時代の話ですね

今は廃仏毀釈

それぞれの各宗教法人がそれぞれあって

その宗教法人がもう借金で

もうまたやって行けなくて

収入がなくて

閉めてしまう

お寺自体がなくなってしまう

ということも珍しくなくなりました

でも今の話だとお寺はなくなっても

お墓はある訳ですからね

お墓があるので

そのもし亡くなった時には

そのお墓で

供養されたらいいと思うんですね

檀家の考え方と

まぁ、このご本人さんが

どのように思っておられるかによります

けれども

日々のご供養

毎月法要してもらうだとか

毎年法要してもらう

毎日掃除をしてもらう

毎日お墓を掃除してもらったり

毎日お線香だとかお花とか綺麗にしても

そういうイメージだと思うんですね

菩提寺があって

管理費も払ってるからという事

でも管理費って言うのは多分

毎年そうですね

3000円とか5000円だと思うんですね

その管理費で

じゃあ毎日それを掃除して

人一人が出来るかって言ったら

まず無理ですよね

そして、じゃあその為には

檀家さん達が300なら300の檀家

500なら500の檀家さん達が

それぞれがお金を出し合ってね

年間10万円位出せば

300なら3000万なる訳ですね

でも、そんなに中々なら無いんですよね

まぁ実際5万円としても

1000万位

なるわけですよね

それでやっと御住職の生活費と

そしたらその家族とお寺を管理

護持綺麗に

だから

檀家寺っていうのは大変なんですよ

それを管理維持を続けていかなければいけない

反対にお坊さんっていうのはイイネって

坊主丸儲けだね

とおっしゃる方もあるんです

けどそうでは無いということ事ですよね

そのお寺を守る為に

必死の努力をしておられます

ただ実際にお寺が無くなって

今回の場合無くなってしまった

どうしたらいいんでしょうか

どこに相談したらいいんでしょうか

っていうご相談だと思うんですが

まずそれは問題ないと思うんです

お寺の檀家で無いという事であれば

その都度誰かお坊さんに来て頂く

アマゾンでお坊さんを呼ぶ時代

まぁ、アマゾンで

呼ぶっていう方もあると思うんです

ホームページを見ると

色んな所のホームページが出てきます

そこで全国どこでも行けるという様な

そういうサイトもあります

まぁ私共のお寺でも

そうなんですけれども

全国どこにでも法要に伺わせて頂く

その様に

檀家と言う

ズーと付き合いの中でのやる形

これもいいと思いますけれども

ただ法要のショットショットの形の

そのような形のお付き合いで対応していくしか

まず今の現状を考えると

方法は無いのでは

無いかと

無いのではないかと思います

これから先お寺のあり方

葬送のあり方

お墓のあり方

っていうモノも変わって参ります

今一度

お寺を皆んなで守っていくんだ

自分たちのお墓

自分たちのお墓

お寺なんだ、そう思って

みんなが力を合わせて

それを守っていくという

まぁそういう事が出来れば

素晴らしい

お寺の形になっていくと思いますし

私は戒名を

お授けをするとい事とをしながら

なんか

この色んな所で

こう批判的な部分もあります

だけどお寺はやっぱり

そうして守られていくべき

それ以外の方は

また違う考え方が檀家寺である檀家と

という括り部分と檀家で

無いという括りの部分

そして何をしたいのか

どうしていきたいのか

そういった事を

もう一度考えて頂く事が

大切

なんでは無いかな

解決は中々本当にね

昔はお金持ちがお寺を作ってね

越前大仏もそうですよね

一会社の社長さんが

ボーンと寺を作られた

昔は

ある殿様がお寺を建てたとか

大名がお寺を建てて

それを菩提寺としてやっていたもの

そうしないと

そのお寺

なんか作れないですよね

まあそういう風に

よっぽどお金があったり

宝くじが当たったって言ったら

そういうお寺に寄付をされる事によって

お寺がそうして

運営をされていく

お布施は、私たちのために

決してお寺に寄付をしたモノはね

これはお坊さんが

一杯飲むモノでは無い

お寺を管理

護持する為に

御住職が一生懸命

汗水たらしておられる

まぁ、そんな事も分かって頂ければ

と思います

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この記事を書いた人

本寿院住職 三浦 尊明

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