令和6年春彼岸期間中 花飾りは23日まで!!

お寺ネット仏事相談 墓じまいについて

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三休でございます
今日はお寺ネットの仏事相談から

無縁仏になりつつあるお墓の今後について

ということについて

お話をさせていただきます

はな様という方から相談番号

5372番です

初めまして本来は

直接ご相談に伺いたいのですが

どちらへ伺えばいいのか分からないので

まずこちらから失礼を致します

長くなりますが状況から書かせて頂きます

私は関西に住んでおり、長女 未婚です

父方のお墓が九州にあり

本家と分家そして早くに亡くなられた

結縁の方と大小3つの墓石が

一つの区画にあります

小さい頃から親戚付き合いというものが一切なく

先祖の戸籍も途中途切れているのか複雑で

お墓には本家分家

もしかすると

ごっちゃになって

遺骨が入っているのかも

しれない状況です

未だ把握できていないことが多いです

祖母や父の生い立ちも事情があり

両親には父方のお墓はないものだ

と認識していたようで

両親はこれまで

父方のお墓にお参りに行ったことが

一度もなくずっと不思議に思い

気になっていた

私だけがお参りに行っています

お参りの際荒れ果てたお墓の手入れを

するのに涙が出るほどです

遠縁の親戚がいること

本家の奥様で

墓守をする立場の方がいること

が分かったのですが

その方も高齢な上、全く関わらないようです

お電話でつないでもらった時

お墓の話をすると憤慨され

私たちは分家なので本家のものはそのままに

分家だけを動かすなら動かしてと言われ

こんなんに思いそのままになっております

私も遠方なのでなかなか行けず7年が経ち

お墓の近くに住む遠縁の方が遠くに行くと

太い幹になった雑草が墓石を覆い尽くし

コンクリートもひび割れ

見にくい状況だということでした

近々私も母を連れて参るのですが

もし誰も見ていないのなら

無縁仏になることは仕方がないとは思えず

墓じまいなりどうにかしたいと

検討中です

三つのうち一つは

一つの墓石は

浄土真宗だったと判明したので

誰かが学会だったようで

お世話になっていたお寺から

すでに離断をしているとのことでした

私の一存で勝手にはできないとは思うので

親戚筋を探し

話し合いをしないといけない

と思っておりますが

離断しているこの状況から

墓じまいをするとなると

どちらもご相談させて

どちらにご相談させてもらえばいいのかも

分かりません

日々感謝し心の中で手を合わせる

ことももちろんのことですが

荒れ果てたお墓のことを思うと

心が痛く最善を尽くしたい思いです

無知なもので考えもまとまらず

長くなりましたがアドバイスいただければ幸いです

何卒よろしくお願い申し上げます

回答より墓じまい

いずれお墓が無縁になるのであれば

今のうちに

ちゃんとされておられることをお勧めします

まず本家にお話しされ承諾の上

あなたが墓じまいをなさってください

お寺がないのであれば

近くの石材店に聞いてみてください

法的な許可書が必要になりますので

役所での手続きが必要です

やることは簡単ではなく

経済的にも大変なことでしょうが

あなたがより飛躍できる機会を

与えてくださっていることでしょう

ご本人は関西に住んでおられて

そして九州の墓、実は九州のお墓がですね

私どものお寺も九州にあるもんですから

よく分かるんですけれども

九州のお墓がドンドン、ドンドンも

墓じまいっていうか

荒れ果てたお墓が非常に多いんですね

これは同じようなケースで

本家から分家をして

みんな都会に出てきますね

本家が誰か

ついで行くような人たちがいてて

みんなをまとめるような形が

ずっと続けばいいんですが

なかなかこれが続けられなくなって

そうすると本家の力がなくなって

本家が途絶えてしまったり

するま途中で学会さんに入られたりすると

仏壇から檀家をやめて仏壇もやめて

もう一切そういう関係がなくなってしまう

というこういう相談も割とあるんですね

そうするとじゃあ今度

これから先お墓をどうしたらいいんだろうか

私はある意味ですね

こうして関西におられる末裔の方では

ありますけれども

ご先祖様が呼んでおられるものではないか

と思うんです

お墓参り!お墓を

きれいにするっていうことは

これはすごく徳を積むことだ

と思うんですね

ご先祖のお墓、今でもそうだと思うんですけど

お墓参りをされてお墓を綺麗にされてね

まあなかなか九州に行けない

ということであれば

この機会にそのお墓を綺麗にされてですね

そしてそこからお遺骨を持ってこられる

もしくは、そこの多分

土葬なってるということであれば

それをひとつのですね

土をですね

代わりに持って来られるとかま役所で

その改葬手続きと

いうものが必要なんですね

ま大阪ではちょっと今ですね

一心寺受け入れ中止

一心寺さんが

そういう形で受け入れておられましたんです

けれども、もうちょっとその一心寺さんでは

今受け入れ、墓じまいの

受け入れをされておられません

まあ、お骨仏という形に納骨をされますと

一万円ぐらいで

それは墓じまいができるんですね

そして仏様になって

たくさんの方をこれからご供養されますから

こんな理想的なものはないと思います

ただ、今受け入れをされて

おられませんからちょっと別の形でですね

あの大阪でそういう形をされる方があれば

いいと思います

ただそれが出来なければ今の

お墓をそのままですね

そのまま、まあ本家の方がおられるのか

おられないのか

誰かが継がれる

ご自身が行かれた時に

その気持ちだけで掃除をされたり

綺麗にされたりお花をたむけたり

そういう形でされて行かれたら

いかがでしょうかね

お墓を改装するっていうのは

非常に労力と費用と時間がかかります

本当の意味で、よし

今この場で俺がちゃんとやると

ゆう思いでされると

思ってされるのであれば

素晴らしいことです

是非なさって

一つのお墓をまとめて

自分のお墓に全部持ってこられる

このような形ができれば

何てご先祖さんがきっと

あなたの守護霊となって

きっと守ってくださるのではないかと思います

ただ現状、今本当にそういう意味ではですね

まああの非常にそういう悩みを抱えた方

が非常に多くて

どうしたらいいんだろうと言いながら

高齢化になって

でもそれがそのまま朽ち果てていく

というような形が

非常に多くなっているのは

残念なことであります

どこかでそれを綺麗にしなければいけない

でもそれは自分たちの根っこなんですね

先祖供養っていうのは自分たち根っこであるから

他人ではないんですね

そうしたもの

きっとどっかの代で誰かが、できれば

私はそれは子孫繁栄

ずっと続いていくものになるので

はないか

近くのお寺さんにそのお話をされて

それをお願いをされる

ということもいいかもしれません

 

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この記事を書いた人

本寿院住職 三浦 尊明

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